シナプスです。
世界的な自転車のトレンドはロードバイクよりもグラベルやMTBと言われています。
日本でもMTBが人気なようで、ここ数年で私が住んでいる大分にもMTBコースができましたし、MTBを始めるロード系Youtuberも増えました。
あのバリバリのロードレースコミックだった「弱虫ペダル」でもMTB編が描かれたみたいです。
ロードバイクを購入したときはMTBなんて全く興味がありませんでしたが、動画を見てるとすごく楽しそう。
ロード系YouTuberも、ロードバイクに乗っているときより、グラベルやMTBで遊んでる時の方が楽しそうに見えるのは気のせいでしょうか。
ロードバイクとの2台持ちになるので、初期投資や置き場所などを考えると躊躇していますが・・・
ロードバイクに3年以上乗り、自分の貧脚もあってロングライドが楽しめないことや、ロードバイクで河川敷のグラベルを走って未舗装路の楽しさを体験したり、実家の近くにもMTBパークが誕生したことを知り、MTBへの想いが強くなりました。
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想いが強くなると欲しくなる。
ということで、MTBについて勉強してみました。
- フルサスかハードテイルか
- カーボンかアルミか
- タイヤサイズは29インチか27.5インチか
- ダウンヒルバイクかトレイルバイクか
- ドロッパーシートポストは必要か
- MTBを始める際の懸念事項
- シナプス的な結論
- 現在の候補はこの4台
- で、買うの?
- 関連記事
フルサスかハードテイルか
フルリジッドというサスペンションなしのモデルもありますが、トレイルをガンガン走るとなると、基本的にはフルサスかハードテイルの二択になっています。
フルサスのメリットは前後サスペンションで悪路での走行性のが高まること。
ハードテイルのメリットはリアサスペンションがないので、フルサスより軽くて安くてメンテナンス性もよい。
このあたりは素人でも想像がつく違いになります。
しかし実際はそれだけではないようです。
こちらの動画が参考になりました。
要はリアサスペンションによってトラクションコントロールが格段に楽になるようです。
下りで雑にブレーキをかけてもタイヤが滑らずにブレーキが効く。
登りで雑にペダルを踏んでもタイヤが滑らず地面を捉えてくれる。
ここまで調べた感想として「初心者ほどフルサスにすべき」と感じました。
その分、上級者になると「ハードテイルの方がテクニカルで楽しい」と感じる人もいるようです。
お値段は
ハードテイルで15万円~
フルサスで30万円~
といった感じ。
カーボンかアルミか
こちらはロードバイクと同じですね。
カーボンの方が軽くて振動吸収性が高く、アルミの方が安くて衝撃に強い。
ただし、MTBの場合、重量のなかでフレームが占める割合はロードバイクよりも少なそう。
振動はサスペンションとタイヤで吸収するでしょうし、ロードバイクよりも格段に乱暴な扱いを受けるので、アルミのデメリットが小さい気がします。
タイヤサイズは29インチか27.5インチか
現在、MTBで主流となっているタイヤサイズは29インチと27.5インチのようです。
ミニベロを想像すると分かりますが、タイヤサイズが大きいほど段差に強くなり、タイヤサイズが小さいほど小回りが利くようになります。
ということなので、29インチの方が悪路に強く、27.5インチの方が小回りが利く。
ダウンヒルで駆け抜けたい場合は29インチの方が限界値が高くなるので、主流は29インチみたいです。
そして新しく登場してきた提案が27.5プラス。
27.5インチのタイヤを太くして29インチ並みのタイヤ径を確保。
悪路性能を上げつつ、太いタイヤの安定感、圧倒的なエアボリュームで快適性も確保しようということのようです。
見た目がちょっとファットバイクみたいになるので、タイヤが重たくなって登りは辛くなりそうですね。
ダウンヒルバイクかトレイルバイクか
MTBはロードバイク以上に用途によってフレーム形状が変わるみたいです。
MTBの性格を決める大きな要素はフォークの角度。
ダウンヒル向けになるほどフォークを寝かせて安定感を重視し、クロスカントリーのようなテクニカルなコースを走る場合はフォークを立たせて操作性を重視する。
ただし日本で遊ぶなら基本的には短い距離で山を登ってダウンヒルを楽しむことになると思います。
そういう用途で考えると、ダウンヒル向けか、下りも登りもほどほどなトレイル向けがよさそうです。
ドロッパーシートポストは必要か
グラベルでも悪路を走るときはサドルからお尻を浮かして膝のクッションで振動を吸収するシーンが多いです。
MTBのダウンヒルともなれば、重心を低くしつつ、お尻も浮かせたいのでサドルが邪魔になるのだと思います。
登りはサドルを高くしてペダリングを快適に、下りではサドルを下げてダウンヒルを快適にしたい。
レバー操作だけでサドル高を変えられるドロッパーシートポストは、今やサスペンションと同じくらいMTBを象徴する装備になっていますね。
重量的なデメリットはそれほどなさそうなので悩むとすれば費用面だと思います。
個人的には単純に「使ってみたい」という興味もあるので必須だと思ってます。
ドロッパーシートポストが装備されていないハードテイルなら10万円以下で購入可能。
ドロッパーシートポスト単体だと3万円くらいで買えるようなので、安いハードテイルに後付けした方が、安く済ませられるかもしれません。
MTBを始める際の懸念事項
他の趣味と両立できるのか
現在の私の趣味はロードバイクとキャンプですが、毎週ロードバイクに乗るわけでもなく、毎月キャンプに行くわけでもなく。
そこまで情熱的なモチベーションを持っているわけではありません。
MTBを買ったところで果たして趣味として成立するのか・・・
でも、せっかく興味を持ったのだから、やってみたいですよね。
ダウンヒル恐怖症なのに乗れるのか
先日の事故以来乗っていないので分かりませんが、ますますダウンヒルが怖くなることは間違いないでしょう。
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凄いスピードで障害物を避けて走っているMTB動画を見ていると危険な遊びだと感じます。
しかし単調になりやすいオンロードと違い、オフロードはゆっくり走っても刺激があって楽しいのではないかと予想しています。
クモが嫌いなのに乗れるのか
私はクモが大嫌い。
ロードバイクで走る山道さえ、常にクモの巣を気にして走っています。
MTBコースなんてクモの巣窟に行くようなもの。
なので私のMTB活動はクモのいない秋の終わり~春先に限定されるでしょう。
シナプス的な結論
フルサスはハードルが高い
私の実力的にはフルサスの方がいいでしょう。
しかしMTB一筋とはいかない現状でフルサスバイクを買うのは、かなりのセール価格でもない限りハードルが高いです。
構造がシンプルという点でもハードテイルの方が好みなので、買うならハードテイルにしたいと思います。
フレームはアルミでいい
金額的な制約はもちろんですが、やはり乱暴に扱うことを考えるとアルミでいいかな。
タイヤサイズは分からない
初心者なので悪路性能が高い29インチの方が楽しめそうな気がしますが、キャラクター的には小回りが利くという27.5インチに惹かれます。
ドロッパーシートポストは標準装備がいい
安いハードテイルに後付けする手もありますが、メンテナンスに精通していないので取り付けはショップに頼むことになるでしょう。
MTBの知識がないのでパーツ選びも面倒ですし、工賃まで含めると標準装備と大差ない金額になりそうなので、標準装備のモデルがいいと思ってます。
現在の候補はこの4台
KONA BIG HONZO
オシャレなイメージがあるKONAのMTB。
ダウンチューブの美しい曲線がかっこいい。
タイヤは27.5プラスになっています。
ドロッパーシートポスト標準装備で17万円くらい。
KONA BIG HONZO DL
KONA BIG HONZOの上位グレード。
サスペンション等の細かいコンポーネントのグレードが上がっていますが、決め手はノーマルBIG HONZOより色が好き、それだけです。
価格は23万円。
KONA HONZO
こちらはタイヤサイズが29インチのHONZO。
色が好きじゃないので来年度モデルに期待。
22万円。
Cannondale Trail SE 3
ドロッパーシートポスト標準装備なのに定価ベースで15万円。
大手メーカーの中では最もコスパがよさそうでした。
ドロップシートステーを採用したフレーム形状が、フルサスっぽいルックスで好きですね。
フレームが単色のオレンジだったら最有力候補になったかも。
タイヤサイズは29インチ。
で、買うの?
今すぐ買うことはありませんが、私もロードバイク乗りの端くれとして金銭感覚が壊れていますので「15万円で新しいことが体験できるなら安い気がする・・・」と思っちゃってます。
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