ロードバイクにハマりたい!

2019年9月8日 14時17分。Cannondale SYNAPSE DISC 105 SE 2019年モデルを購入しました。

ロードバイクにハマりたい!

ロードバイクのトリム機能について【ロードバイク初心者ノウハウ】

シナプスです。

ロードバイクに異音はつきものですが、特に駆動系の異音はパワーロスに直結する可能性が高いので非常に気になりますよね。

ディレイラーの調整不足でチリチリと音が出たり、チェーンルブが切れかかって駆動音が大きくなったりするのも、ロードバイクに乗り始めた頃だと、なかなか判断がつかなかったりします。

もう一つ、チェーンからカラカラと音がするケース。

フロントとリアの変速次第では、チェーンがたすき掛けの状態になり、フロントディレイラーにチェーンが当たってしまうことがあります。

私のバイクの場合、フロントを一番内側のギア(重いギア)、リアを一番外側のギア(軽いギア)にすると、フロントディレーラーとチェーンが当たって、カラカラと音がします。

たすき掛けにならないように気をつければいいのですが、感覚をつかむまでは、なかなか難しいし、微妙なギア調整が必要な場合もあります。

そんなときに役に立つのがフロントディレイラーの「トリム機能」です。

フロントディレイラーのトリム機能とは(シマノの場合)

私のバイクについてるShimano105は、フロントの変速は2速(2段)なのですが、実は、フロントディレーラーの位置は4段階に操作できるようになっています。
これを「トリム機能」というようです。

具体的には
<内側>
↓インナーギアのインナー側
↓インナーギアのアウター側(トリム)
↓アウターギアのインナー側(トリム)
↓アウターギアのアウター側
<外側>
ということです。

フロントギアはアウター固定で乗ることが多いと思いますが
リアが一番外側の状態(重いギア)

リアが一番内側の状態(軽いギア)
では、フロントディレーラーの隙間を通過するチェーンの角度が変わってきます。

そのため、フロントディレーラーがアウターの状態でリアを軽いギアに変速していくと、ある段階でフロントディレイラーのプレートとチェーンが干渉します。
これが「微妙なカラカラ異音」の正体である可能性が高いです。

ここで、フロントディレイラーの変速レバーを少しだけ倒してあげると、フロントディレーラーの位置を「アウターギアのインナー側」に変えることができるのです!
こうすることで、プレートとチェーンの干渉を回避することができます。

トリム操作の例

フロントディレーラーが「アウターギアのアウター側」
かつ
リアのギアが一番内側(軽いギア)
の状態。

ロードバイクのトリム操作

チェーンとプレートが干渉

ロードバイクのトリム操作

小さい方のレバーを少し倒すと・・・

ロードバイクのトリム操作

干渉しなくなる

左がトリム操作前
右がトリム操作後

ロードバイクのトリム操作

微妙な違いをお楽しみください。

トリム操作を行うと、フロントのギアはアウターのままで、ディレイラーのプレートを少しだけ内側に移動できるのです。

逆にトリムしたままでリアを一番外側の重たいギアに変速すると、逆側に干渉するので、大きい方のレバーを操作してトリムを解除してあげる必要があります。

フロントがインナーギアの場合も同じです。
フロント変速の大きい方のレバーを軽く押し込むと、フロントディレイラーが少しだけアウター側に動いてくれます。

これを使いこなすことで、つい、たすき掛けになってしまってもチェーンの干渉をスマートに回避できますし、ギア選択の幅も少しだけ広がりますね。

ショップで教えてくれればいいのに・・・不親切だぜ、店長!

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