シナプスです。
ロードバイクのメンテナンスに欠かせないチェーンルブ。
私がロードバイクと一緒に購入したチェーンルブはド定番のフィニッシュラインのドライルブでした。
可もなく不可もなくで満足して使っていたのですが3年経っても使いきれず、最後は中身がドロドロになってしまいました。
そのまま使うと汚れを呼んでしまいそうなので廃棄。
水置換スプレーはチェーンルブに使えるという噂を試してみることにしました。
濡れたまま使える水置換スプレー
私が使っている水置換スプレーはみんな大好きAZ。
ディレイラーやプーリー、ディスクキャリパーの駆動部分の注油に使っていました。
水置換なので洗車後の濡れた状態でも待たずに注油できるところが非常に便利。
チェーンは特に渇きにくいので水置換はありがたいです。
水置換ということで、水と一緒に汚れも追い出すことでチェーンの掃除にも使えるかと思ったのですが、あまり汚れは落ちませんでした。
やはりチェーン掃除には専用のチェーンクリーナーを使った方がよさそうです。
汚れやすさは普通
水置換スプレーは非常にサラサラしているので、チェーンが汚れにくいのではと予想していました。
200kmほど走り、最後にグラベルを走ったあとのチェーンがこちら。
グラベル後と思えば奇麗かもしれませんがフィニッシュラインのドライルブとあまり変わらない印象です。
潤滑性能も普通だが駆動音が気になる
気になる潤滑性能ですが、私のような鈍感な人間には違いが分かりませんでした。
普通に軽い感触ですし、変速性能が落ちることもありません。
ただ、チェーンのチャラチャラという駆動音が若干大きくなる気がします。
この駆動音が「パワーロスしているのでは」という懸念を生む心理的なデメリットはありますね。
オイルの持ちですが200kmくらいで動きが渋くなってくる感じです。
粘度が低いから掃除は楽だと思うので、こまめにメンテナンスしてあげる使い方が合っていると思います。
こまめにメンテナンスするなら水置換スプレーでいいかも
こだわる方は高性能なチェーンルブを使われると思いますが、私のように走行距離も短く、メンテナンスも適当なものぐさサイクリストには、水置換スプレーのみで全ての注油をまかなうのもありかもしれません。
チェーンルブの性能よりもチェーンを奇麗に保つことの方が大切ですから、200kmでオイルが切れて、嫌でもメンテナンスせざるを得なくなるという点も効果がありそうです。
ちょっといい水置換スプレーを試したい
AZの水置換スプレーには「KM-001」の他に「CKM-001」という似たような品番の製品があります。
「CKM-001」の方が少し値段が高いのですが潤滑性能もいいらしいので、次はこちらを試してみたいと思います。