シナプスです。
鳴り物入りでリリース後、あっという間に定番商品にのし上がった感のある「Olight」の自転車ライト。
私も昨年のブラックフライデーセールでフロントライトとリアライトのセットを購入しました。
リアライトの「RN120」は昼ライドでも夜ライドで愛用しており、満を持して、
この夏のナイトライドでフロントライトの「RN1500」を投入したのですが・・・
たった5回のライドでバッテリーが死亡しました。
- 箱は高級感あり
- CATEYE Volt400との大きさ比較
- 750ルーメンでも十分な明るさ
- 純正ブラケットは使いにくい
- 本体がかなり熱くなる
- 満充電にならない・・・
- 代わりのライトを物色
- サポートに連絡して新品を送ってもらいました。
- ルックス、性能、コスパは良いが信頼性に不安あり
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箱は高級感あり
箱はスベスベサラサラした手触りで高級感があります。
開け口も磁石になっていてお金がかかってますね。
ライトを固定するブラケットのベルトが長さ違いで数種類入っていました。
小さな六角レンチはブラケットをハンドルに固定するために使用します。
スペックはこんな感じ。
300ルーメンで12.5時間
750ルーメンで4時間
1500ルーメンで1.6時間
CATEYE Volt400との大きさ比較
ちょっとだけRN1500の方が大きい程度。
明るさの割にコンパクトでいいですね。
750ルーメンでも十分な明るさ
1500ルーメンは対向車に迷惑がかかりそうとの話を聞いていたので、750ルーメンでかなり下向きに取り付けて使ってみました。
街灯のない道を走る機会もありましたが、周りに建物があるし、ときどき車が通るとはいえ、しばらく街灯がないことに気が付きませんでした。
750ルーメンでも十分明るいし、照らしてくれる範囲も広めな印象です。
もし対向車を気にしないで最適な角度に設定した状態の1500ルーメンなら、昼間と変わらない感じで走れるんじゃないかと思うくらいです。
長距離を走る方は絶対的な明るさよりも「300ルーメンで12.5時間」のランタイムの長さのほうに魅力を感じているみたいですね。
純正ブラケットは使いにくい
他の方のレビューでも不評なのが、この付属のブラケット。
ガーミン互換なのはいいとして、六角ボルトで締め付ける構造なので、緩いとズレるし、ガッチリ締めると工具なしでの角度調整ができません。
ライトはハンドルの根本につけたい方が多いと思うのですがケーブル外装ハンドルの場合、ケーブルの上からバーテープで巻くことになるので、ハンドルの根本はステムに向かって徐々に太くなると思います。
そういう少し傾斜がある位置に取り付けると振動で緩んでしまってライド中に、どんどん下を向いてしまいました。
CATEYE自慢のフレックスタイトブラケットはしっかり固定していても微妙に動かせるし、上下だけでなく左右の角度も調整できるので非常に使いやすい。
ブラケットに関してはCATEYEの圧勝ですね。
また、私はハンドルにぶら下げるように取り付けたいのですが、RN1500は防眩対策で下方向を強く照らす構造のため、上下逆さまに取り付けると対向車に対して眩しくなってしまうそうです。
ということで結局ゴムバンドで固定して使っていました。
タブレットホルダーについてきたゴムバンドを2つ使って固定。
見た目はイマイチですが、ずれることもないし、ライド中の微調整もグイっと動かすだけなので使用感はまずまずでした。
100均にも似たようなものが売られているみたいです。
こだわる方は3Dプリンター作った自作パーツを販売している「ゆるふわーくす」さんのパーツを使ってCATEYEのフレックスタイトブラケットで使えるように自作改造されているみたいです。
本体がかなり熱くなる
点灯していると本体が熱を持ちます。
最大光量でしばらく点灯していると手で持てないくらいの高温になります。
750ルーメンでもレンズ部分が特に熱くなるのでレンズ側から電源ボタンにアクセスする時は注意が必要です。
カバンに入れている状態で知らないうちに電源が入ってしまいレンズが溶けたというレビューもありました。
本体にも注意喚起のプリントがされていますね。
満充電にならない・・・
ここまでは、バッテリーが死亡する前に書いていた内容になります。
ポジティブなレビューを書く気満々で下書きしていたのですが、たった5回で死亡したので、その後の顛末を。
カタログスペックではUSB TypeCによる高速充電が可能で2.5時間で満充電となってます。
他の方のレビューでも実際に2.5時間で充電できているようですが、私はハズレを引いたのか、いつまでたってもランプがグリーンになりません。(赤いランプが点滅している状態)
1回目のライドでは4時間くらいの充電で使用し、2時間くらいもちました。
その後、充電時間を増やしてみても状況は変わらず、4回目のライドではローモードでも1時間で赤ランプが。
試しに一晩充電してみたら電源ランプが消灯していたので「充電に時間がかかってただけか~ついにフル充電になった!」と5回目のライドに使用した結果、10分ももたずに赤く点滅しだして、30分くらいで死亡しました。
昨年のブラックフライデーセールで買ってから半年以上寝かせていたので自然放電による過放電が起きてバッテリーが劣化してしまったのかも。
ただ半年で過放電するような売り方だと在庫管理もかなりシビアになってしまうので仕様だとは思えない。
やっぱり初期不良ですかね。
代わりのライトを物色
今回、たまたま運が悪かっただけかもしれませんが、もう一度同じライトを買う気にはなれません。
やはり信頼のCATEYEかな。
ブラケットが圧倒的に使いやすいし。
現在の最有力候補は「GVOLT70」という「ハンドルバー下側取り付け専用」ライト。
私の好きなハンドルにぶら下げて使うことが前提になっています。
明るさは最大260ルーメンなのでそこそこですが、素晴らしいのがランタイム。
260ルーメンで7時間もつようです。
さらに上側の光をカットすることで、遠くまで照らす角度にしても眩しくなりにくいようです。
VOLT400も対向車に気を使って割と下向きに取り付けているので、もう少し先を照らしたいと思っていました。
バッテリーがカートリッジ式じゃないですが私の使用方法では困ることはありません。
価格も実売5000円弱と手ごろなので、私にピッタリのライトかも。
最近、上位機種の「GVOLT100」が発売されたみたいですが、値段も高くランタイムも短めなので「GVOLT70」の方が使い勝手がよさそう。
サポートに連絡して新品を送ってもらいました。
オーライトの保証を調べたら本体5年、バッテリー1年ということなので、ダメもとでサポートに日本語と翻訳英語でメールしてみました。
別のライトで修理対応をしてもらった記事がありましたが、わざわざ中国に送ってまで修理なんて面倒だったので「交換か返品をお願いしたい」と書きました。
一週間たって「5V、2Aの充電器使ってる?症状が分かる動画を送ってくれ」と日本語で返信が。
動画ファイルをメールに添付するのもあれなので、再現動画を作ってYoutubeにアップしてURLを送りつけたところ「新しい製品を佐川急便で送りました!」と返事があり、二日後に届きました。
日本の倉庫に在庫をストックしてるっぽいですね。
新しいライトも5V、2Aの充電器(iPadの充電器です)で充電に5時間くらいかかりましたが、ちゃんとランプが緑になり1500ルーメンでカタログ通りのランタイムが出ることを確認できました。
サポート体制は割としっかりしてますね。
私は公式サイトで購入していたので会員情報からサポートを受けることができましたが、Amazonで購入された方もちゃんとサポートを受けられているようでした。
結局、最初に買った方のRN1500は充電してすぐに緑ランプになるのにコンセントから抜くとバッテリー切れの赤ランプが点滅し、全く使えなくなりました。
(追記)
最初に買った方の充電ケーブルで新しい方の充電をしようとして気が付いたのですが、最初に買った方の充電ケーブルが断線気味でした。
もしかすると通電が不安定だったことがバッテリー死亡の原因かもしれません。
特に雑な扱いはしていないので、ケーブルに関しては完全に初期不良です。
新しい方も断線気味ケーブルで充電してしまったのでバッテリー寿命が縮んでたら嫌だな・・・
ルックス、性能、コスパは良いが信頼性に不安あり
サイズ感と性能のバランスがよく、とてもいい自転車ライトなのですが、ハズレを引いてしまったので信頼性に不安があります。
まだ出回ってから日が浅いのでバッテリーの製品寿命まで検証されたレビューは見かけないですが、劣化が早いとのレビューがAmazonにポツポツ出始めてますね。
もしかするとCATEYEに比べてハズレの割合が多いのかもしれません。
何故か私の家では充電に時間がかかりますが、他のブロガーの方々からの評判はいいですし、サポート体制もしっかりしていてコスパは抜群なので「割引価格で買えるなら」という条件付きでオススメとしておきます。
Amazonや公式サイトで割と頻繁にセールが行われているようなので、買われる際はセールを狙った方がよさそうです。