ロードバイクにハマりたい!

2019年9月8日 14時17分。Cannondale SYNAPSE DISC 105 SE 2019年モデルを購入しました。

ロードバイクにハマりたい!

【レビュー】COOSPO BC107 ~5000円で死角のないサイクルコンピューター~

COOSPOの激安サイクルコンピューター BC107をレビュー

シナプスです。

提供案件いただきました!

今回はCOOSPOという中国メーカーのサイクルコンピューターです。
(追記)担当の方に確認したところ「クースポ」と発音するそうです。

COOSPO様よりご提供いただいたのは下記の3点セット

・BC107 サイコン
・BK467 スピード/ケイデンスセンサー
・HW807 心拍センサー

COOSPO サイクルコンピューターをレビュー

充実の付属品

一気に開封。

COOSPO サイクルコンピューターをレビュー

1つずつ見てみましょう。

サイクルコンピューター BC107

COOSPO サイクルコンピューターをレビュー

アウトフロントマウントが同封されているのは、初めてサイクルコンピューターを購入される方には非常にうれしいポイントだと思います。
(2023/12/7 追記)
アウトフロントマウントは別売りになったみたいです。

ハンドルの太さに合わせたスペーサーが付いているのも気が利いてるし、ステムマウントのゴムも長さが2種類ついてます。

スピード/ケイデンスセンサー BK467

COOSPO サイクルコンピューターをレビュー

こちらも固定用のゴムが3種類もついています。

心拍センサー HW807

COOSPO サイクルコンピューターをレビュー

長さ違いのアームバンドが付属。

COOSPO BC107 GPSサイクルコンピューター

オススメポイント

ルックスが良い

私は既に Bryton Rider 450 を持っていますので大きさを比較してみました。

液晶のサイズは、どちらも2.3インチ。

本体の大きさは COOSPO BC107 の方がほんの少し小さい感じ。

COOSPOの激安サイクルコンピューター BC107をレビュー

厚さも COOSPO BC107 の方がほんの少し薄い程度。

しかし COOSPO BC107 は4辺が斜めにカットされているせいかコンパクトに見える気がします。

COOSPOの激安サイクルコンピューター BC107をレビュー

本体は硬いゴムのような材質で指あたりもよく、衝撃にも強そう。
普通のプラスチックより加水分解しやすそうですが、シンプルなのに安っぽさがなく、質感は申し分ないです。

COOSPOの激安サイクルコンピューター BC107をレビュー

裏側

裏側は普通のプラスチック。
こちらも本体自体は安っぽくないです。

あえて言うなら、ネジの色がシルバーなのが、少しチープ感を出してますかね。
Bryton Rider 450 はネジも黒くて目立たないようになっています。

センサーとのペアリングもスムーズ

一緒に提供いただいたケイデンスセンサー、心拍センサーとペアリングします。
一応、説明書を見ながらペアリングしてみましたが、特に何もしなくても勝手にペアリングされるみたいでした。

ペアリングされていないセンサーはサイコンの表示が点滅するので、どのセンサーがペアリングされているかも分かりやすいです。

1ページに必要な表示が全て揃っている

60kmほどのライドで使用してみました。

真ん中のスタートボタンを押すと3...2...1...と3カウントダウンで測定開始。

COOSPOの激安サイクルコンピューター BC107をレビュー

COOSPOの激安サイクルコンピューター BC107をレビュー

速度、心拍、ケイデンス、走行時間、走行距離、斜度。
パワーメーターがあればパワーも測れます。

小さいですが、一番上に気温と現在時刻も表示されているので、私が見たい情報は全て揃っています。
配置も分かりやすいですね。

ボタン操作で平均、最大に表示を切り替えることが可能。

BC107は表示のカスタマイズができないのですが、普通の使い方であれば困ることはないでしょう。

個人的には現在時刻がもう少し大きいと嬉しいです。

体感ではありますが各センサーの値に違和感を感じることもなく、表示のタイムラグも、Bryton Rider 450 より遅いと感じるものはありませんでした。

速度がゼロになると自動で測定が停止し、走り出すと自動で測定が開始されます。
今では当たり前の機能ですが、私がサイコンを購入した当時の低グレードモデルには、このオートスタート/ストップ機能が付いていませんでした。

バッテリーは28時間もつようです。

専用アプリとの同期が早い

ライドが終わって、専用アプリからアクティビティを同期します。

COOSPOの激安サイクルコンピューター BC107をレビュー

専用アプリ「CoospoRide」

COOSPOの激安サイクルコンピューター BC107をレビュー

自動同期にしておけばアプリを起動するだけで同期されます。

サイコンの電源を入れてアプリを起動すれば、すぐに同期が始まります。

Bryton Rider 450 は、しばらく待たないと同期が始まらないのがストレスなので、同期がスムーズなのは嬉しい。

COOSPOの激安サイクルコンピューター BC107をレビュー

すぐに同期開始

アップロード自体には少し時間がかかりますが許容範囲かと。
60kmのライドで10~20秒くらいでしょうか。

STRAVA連携もバッチリ

事前に「Stravaの許可」からSTRAVAと連携しておけば、STRAVAにも自動的にライドがアップされます。

COOSPOの激安サイクルコンピューター BC107をレビュー

COOSPOの激安サイクルコンピューター BC107をレビュー

ちゃんとアップされました。

惜しいポイント

充電ポートが Micro USB

残念ながら充電はMicro USB

COOSPOの激安サイクルコンピューター BC107をレビュー

今どきのサイコンとしてはType-Cにして欲しいところ。

対応GPSが少ない(みちびき非対応)

BC107が補足できる衛星はGPSとBEIDOUの2つ。
日本の「みちびき」に対応していない点は残念ですね。

ただし、補足できない間も自動補正が効くので、GPSが長時間補足できないような奥地に行かない限り、STRAVAで共有できればいい程度であれば気にならないと思います。

アクティビティを同期してもCoospoRideに表示されない

専用アプリとのアクティビティ同期はスムーズですが、同期してもアプリ側のアクティビティ表示が更新されません。

同期した直後のアクティビティをアプリで確認するためには、一度アプリ側で別の項目を表示して、アクティビティ表示に戻ってくる必要がります。

まあ、ほとんどの人はストラバで管理するでしょうから、実害はないでしょう。

STRAVAに表示されるモデル名が間違っている

STRAVAにアップロードされるアクティビティのサイコンがBC200になります。
上位モデルに間違われるので、まあいっか。

アウトフロントマウントの強度に不安がある

付属(現在は別売りのようです)のアウトフロントマウントはプラスチック製ですが、質感も良く、デザインもスマートで良いと思います。

COOSPOの激安サイクルコンピューター BC107をレビュー

ただし、サイコンとマウントの固定力が固めなので、外そうとするとアウトフロントマウントがしなります。
気を付けて外さないと折れそうです。

サイコンの着脱が繰り返えされて、サイコンとマウントがなじんでくれば気にならなくなるかもしれません。

自分で書いといてなんですが、そもそも5000円のサイコンに標準でアウトフロントマウントが付いてくること自体が平成の常識からすると異常なので、文句を言ってはいけませんね。

電動シフトとの連携はできない

Rider 450はDi2やeTapといった電動シフトと連携させることで段数の表示ができるみたいです。
BC107に電動シフトとの連携機能はありません。

機械式の私にはまったく影響なし。

COOSPO BK467 ケイデンスセンサー

COOSPO BK467 ケイデンスセンサー

ケイデンスセンサーは、よくある電池の入れ替えでスピードセンサーとケイデンスセンサーが切り替わるタイプ。

COOSPO BK467 ケイデンスセンサー

使用する電池はボタン電池で蓋もいつもの感じ。
この蓋は開けるのに小銭を用意するのが面倒なので、あまり好きじゃない。

COOSPOのケイデンスセンサー

ケイデンスモードにしてクランクに取り付け

実売価格は2250円(2023年4月時点)
頑張っているとは思いますが、ライバルメーカーがモード切替を省略する代わりにスピードセンサーとケイデンスセンサーをセット販売するというアイデアで、さらに安い製品を出しているので、競争力はあまりないかもしれません。

前述のとおり、BC107とのペアリングは非常にスムーズでケイデンスも正しく測れていました。

(追記)
Amazonで2個セット販売されていました。(3870円)
お買い得ですね。

COOSPO HW807 心拍センサー

COOSPO HW807 心拍センサー

腕に巻くタイプの心拍センサー。
心拍センサーを持っていなかったので、実はこちらがお目当てでした。

心拍に応じてランプの色が変わりますが、腕に巻くとウェアの袖に隠れてしまうので、タンクトップでも着ない限り見えませんね。

COOSPO HW807 心拍センサー

腕に巻きます。

付属のベルトは、そんなにストレッチするものではないですが、違和感を感じるのは最初だけで、走り出したらつけていることを忘れていました。

充電はスマートウォッチのようにマグネットでくっつくタイプ。
使いやすいです。

COOSPO HW807 心拍センサー

こちらは実売価格が5400円(2023年4月時点)とサイコン本体よりも高いです(笑

本体の質感もよいですし、ランプの光り方がグラデーションになっていたりと、ちょっと良いグレードの機種ですね。
同社の胴体に巻くタイプの心拍センサーは、もう少し安いようです。

前述のとおり、BC107とのペアリングは非常にスムーズで、心拍も正しく測れていると思います。

バッテリーのランタイムはカタログスペックで20時間。

私は追い込まないので心拍を測る意味はあまりないのですが、しんどいときに心拍が高くなっていることが確認できると、少し楽しくなるのはなぜでしょうか。

ナビと電動シフト連携が不要なら、令和のサイコンはBC107で十分です。

実はBC107の価格を見た時にレビューを断ろうと思ったんですよね。
2023年4月時点のAmazon価格は5000円。
手持ちの Rider450の3分の1の価格だったので・・・

心拍センサー目当てではありましたが、実際に使ってみたら全く不満なし。
私の場合、サイコンをトレーニングに活用することもなく、Di2でもないし、Rider450のマップを使うこともないので、ぶっちゃけBC107でも全く困りません。

COOSPOの激安サイクルコンピューター BC107をレビュー

私がロードバイクを始めた当時は、GPSサイコンは2万円以上するものばかりで、Rider450でさえ「コスパ最高」と言われていました。

実売価格はプロモーションのための攻めた価格設定かもしれませんが、5000円でこの性能なら、ロードバイクと一緒に買っちゃっていいですね。
盗まれた時のダメージも少ないので、コンビニくらいなら付けっぱなしで行けるかも。

自転車パーツは高騰が続いていますが、デジタルガジェットは技術が進むと安くなりますね。

メーカーミックスで使える?

さて、私の手元には
・Brytonのサイコン
・XOSSのスピード/ケイデンスセンサー
・COOSPOのスピード/ケイデンスセンサー
・COOSPOの心拍センサー
が揃いました。

これが全てペアリングできれば、測れないのはパワーだけになります。

COOSPOの激安サイクルコンピューター BC107をレビュー

バッチリ使えました!

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