定価で買わない男、シナプスです。
人一倍、直射日光に弱いので夏でも長袖インナーを着てロードバイクに乗っています。
愛用中のおたふく手袋のインナーが優秀なので日焼けを防ぎつつ快適にライドできるのですが、スタイリッシュさを考えると夏用の長袖ジャージが欲しい。
ただ夏用の長袖ジャージは非常に少なくて、さらに価格とデザインが程よいものを見つけるのは至難の業です。
オシャレサイクルショップの「Tokyo Wheels」で紹介されているASSOS の「MILLE GT Summer LS Jersey」というジャージがよさそうなのですが、お値段は18700円です。
Tokyo Wheels は高級志向なので「ASSOS のジャージとしてはお手頃」とか言っちゃってるんですが、高いですよ・・・
試着できる環境なら何かの間違いで買ってしまうこともあるかもしれませんが、2万円近いジャージを試着なしで買う勇気は私にはありません。
ということで、この高級ジャージをメルカリで安く買えないものかとウォッチしていたところ「Morvelo」の程よいデザイン、かつ「COOLMAX」という涼しい素材を使っている長袖ジャージを見つけてしまいました。
購入後に漂い始めた偽物の予感
お値段は2800円。
売り切れる前に!と説明文をサラッと読んだだけで購入。
購入完了画面で同じ出品者の他のジャージをメルカリが勧めてきたので覗いてみると、どこかで見たことあるデザインに謎のメーカーのロゴがついているジャージがたくさん出品されていました。
出品者の名前も個人ではなく業者っぽい。
とっても怪しくなってきたので「Morvelo COOLMAX」とかでググってみましたが、全くヒットせず。
「偽物の特長」に完全に一致
色々調べた結果、ビチアモの「偽物のサイクルウェアはこれだ!」という記事を発見。
届いたジャージは、まさにこれに一致していたことで疑惑は確認に変わりました。
・糸のほつれも何か所かあったし
・クールマックスだし
・ジッパーも小さいし
・ブランドのタグもないし
・そう言われるとプリントもなんだかボヤっとしている気がする
Wiggleで購入した本物のMorveloは、裏地にブランドのプリントがあります。
今回、購入してしまった偽物にはありません。
デザインだけパクって謎のメーカーのロゴをつけているジャージは「ノーブランド品」となっていましたが、私が買ったジャージの説明文には「Morvelo」と書いてあるし、ジャージにも「Morvelo」とプリントされていますので完全にアウトです。
こうなってくると、クールマックスかどうかも怪しい。
正規品のクールマックスは「COOLMAX」ロゴの右上に「R」を丸で囲んだ商標登録の証があるみたいですが偽物ジャージのタグには・・・
ひっそりと着ていきます。。。
クールマックス性能は甚だ疑問ですが薄いメッシュ素材ではあるので夏でも着れなくはないかもしれません。
どうも本物の同デザインのジャージは寒い季節向けみたいですね。
もしクールマックス性能が低いようであれば、本物同様、暖かいインナーやジレを組み合わせて涼しい季節に活用でるかも?
2800円なので質感についてはある程度諦めもつきますが、問題はサイズ感。
本物のMorveloがLサイズでよかったのでLでいけると思ったのですが微妙に大きい。
特に腕周りがもう少しフィットして欲しい。
ただギリギリ許せる範囲ではありました。
これがブカブカだったりしたら完全にゴミになってしまうのでサイズ表をつけないならノーブランド品として売ってください。
いや、それ以前に偽物はダメですけどね!
安いとはいえお金払ってるので着ていこうとは思いますが、サイクリストが集まる場所には恥ずかしくて着ていけないです。
「あいつが来てるの偽物じゃね?」「偽物に加担する最低なサイクリスト」そんな風にみられているのではないかと疑心暗鬼になりそうです。
いっそ「モーボロ」とか「モロバレ」とかスペルを間違えてくれた方がネタにできるかも・・・?
皆様もクールマックスな安いブランドジャージにはお気をつけください。
(追記)
カペルミュールのダブルストライプジャージというのが夏でも着れてよさそう。
高いけど。
(追記)
ライド中にファスナーが壊れました。
ジッパーが一番上にある状態で下から外れてしまいました。
ジレを着てたから隠せたけど、ジレがなかったらマントのようになって恥ずかしい思いをするところでした。