シナプスです。
私が愛用しているヘルメットは「LAZER」の「Blade+ AF」というエントリーモデル。
アジア人の頭にフィットしやすい「アジアンフィット」モデルです。
2年使ったので今更ですがレビューしてみようと思います。
程よいデザイン
エントリーモデルなのでそこまでの高級感はないですが、安っぽい感じもないですし、レーシー過ぎないデザインは初心者の方にも受け入れやすいのではないでしょうか。
キノコ感はそれなり
きちんとしたメーカーのヘルメットを選ぶ場合、衝撃吸収性能に問題がないのは当たり前なので、最も重要な要素は「キノコ感」ですよね。
私は被り物が似合わないので、福岡まで出向いて限りある品揃えから試着した結果、価格とキノコ感のバランスが最も良かったのが「Blade+」でした。
サイズはたしかMサイズ。Lでもいい感じだったのですが、ちょっとでも小さい方がキノコになりにくいだろうとの想いからMにしました。
キノコ性能は「サングラスをかければ何とか誤魔化せる」といったところ。
淵の部分が結構分厚いので、やっぱりキノコ感は出てしまいますね。
けんたさんが被るとカッコいいんだけどなぁ。
ヘルメットは丸顔の方が似合いそうですね。
私もけんたさんが被っている水色と迷いましたがウェアの合わせやすさを考えて無難に黒にしました。
最新モデルではカラーラインナップが変わっているようです。
オシャレ自転車メディア「Love Cyclist」によるとヘルメットとシューズは白が基本らしいです。「雰囲気が出る」のだとか・・・
当時の私はそんなこと知らなかったのでヘルメットもシューズも黒です。
確かに白の方が軽やかな感じがしますね。
今はアースカラーが流行っているみたいなのでクリーム色くらいがウェアも合わせやすそうです。
フィット感を調整しやすい
一般的なヘルメットは首の後ろのダイアルでフィット感を調整するものが多いと思いますが「LAZER」のヘルメットは「Roll-sys(ロールシス)」という頭の上のダイアルで調整します。(そうじゃないモデルもあるみたい)
ダイアルを回すとヘルメットの中の枠が全体的に狭くなたったり広くなったりするので頭全体に対してフィット感を出せる点が素晴らしい。
首の後ろのダイアルで調整するヘルメットを使ったことがないですが、「Roll-sys」はアクセスもしやすいし直感的でいいと思います。
ただ、調整している姿は少し間抜けかもしれないですね。
頭をポリポリとかいているみたいな・・・
クッションの取り付けが貧弱
頭に接する部分には面ファスナーで取り外しできるクッションがついています。
取り外して洗うこともできますし、替えのクッションも付属しています。
面ファスナー自体はヘルメットの内側に接着されているのですが、接着が貧弱なんですよね・・・
場所によっては面ファスナーの固着力に負けてはがれてくるので、優しく気を付けて扱う必要があります。
これのせいで、クッションを洗うのが億劫になったりしています。
ベルトをしなやかにして欲しい
ヘルメットがはずれないようにする、いわゆる「あごひも」
「Blade+」のあごひもは、太くてごわごわしているので、キツ目に調整しないと浮いた感じになりやすい気がします。
私は上を向いたときに首が締まる感じが苦手なので少し緩めに調整しています。
それでもズレることが全くないのは前述の「Roll-sys」のおかげだと思いますが、あごひもが目立つんですよね。
高級ヘルメットも似たようなものなのでしょうか。
もう少し細くてしなやかなベルトがいいなぁと思います。
コスパのよろしいヘルメット
他のヘルメットを使ったことがないので完全な独断偏見ですが、ちゃんとしたメーカーで実売1万円以下、デザインもほどよくアジアンフィットの設定もある。
色々愚痴も書きましたが「ヘルメットに2万円なんて無理」という方にはおすすめできると思います。
重量はカタログスペックで260g(Sサイズ)
高級モデルには200gを切るものもあるので少し重め?
個人差あると思いますが、私は特に重さを感じたことはありません。
サイクルベースあさひにも置いてあったりして試着しやい点もいいですね。
ただ次買うなら1万円を超えてもいいので、もう少しキノコ感の少ないヘルメットを買いたいなという想いはあります。
たくさん試着できる都会が羨ましいですね。