シナプスです。
はじめてのテント泊から1ヵ月。
あの時の楽しさが恋しくなったので、寒くなる前に同じ場所で2回目を決行しました。
- ホットサンドメーカーで広島風お好み焼き、は失敗
- シーフードミックスでブイヤベース風トマトスープ
- 後輩君の料理も進化
- 上品な焼肉より分厚いガシガシステーキがいい
- 11月の寒さをなめてました。
- 凄まじい結露
- キャンプの醍醐味は朝
- 朝食のジャーマンポテトは失敗。
- キャンプに凝った料理は必要ない
- 番外編:宙に浮く船
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ホットサンドメーカーで広島風お好み焼き、は失敗
ホットサンドメーカーでホットサンド以外の料理を作りたくなり、広島風お好み焼きなら、山盛りキャベツをぎゅっと押しつぶして蒸し焼きにする工程をホットサンドメーカーで再現できるのでは、と思いつきました。
小麦粉を水に溶いて薄く延ばすなんて面倒なので餃子の皮で代用。
自宅で実験してみたところ、餃子の皮や豚肉がホットサンドメーカーにくっついて調理しにくいデメリットはありましたが、なかなかうまくできました。
しかし当日は欲を出してもやしを投入したこととガスバーナーの火力が自宅のコンロより弱いせいか、くっつき具合が半端なく、ぐちゃぐちゃになってしまいました。
シーフードミックスでブイヤベース風トマトスープ
前回は玉ねぎとベーコン、チーズのスタンダードなトマトスープを作りました。
今回はクラムチャウダーとか別のスープを作りたかったけど、手間と見た目とおいしさのバランスを考えるとトマトスープがベストな気がして。
せめて具をシーフードに変えてブイヤベース風と名乗ればどうかなということでベーコンの代わりにシーフードミックスを投入してみました。
魚貝の出汁を邪魔しないようにチーズは入れずコンソメも控えめに。
トマトもホールトマトではなくカットトマトに変えてみましたが、あまり味に影響はなさそうでした。
スープの出来栄えとしては、ちゃんとシーフードの風味が感じられて一味違った美味しいトマトスープになりましたが、個人的な好みはスタンダードなトマトスープにチーズを大量投入したほうが好きかな。
後輩君の料理も進化
前回はひどい料理ばかりだった後輩君。
よほど悔しかったのか「レシピを真似するなんて」とか言ってたくせに、クックパッドをがっつり見て家で実践した挙句「材料は切って持っていきます」と言い出す始末。
変わり身が早すぎる。
夜のスープは餃子入り担々スープでした。
なかなか美味しかったけど、もう一歩、パンチが足りない感じでした。
精進したまえ。
上品な焼肉より分厚いガシガシステーキがいい
夜も更けまして。
鉄板で肉を焼いていきます。
今回は程よい肉を手に入れることができました。
脂が少なめで柔らかい「サガリ」
だいぶ育ってきたダイソーの鉄板で焼きましょう。
脂っぽくないのに柔らかくジューシー。
そりゃあ旨いです。
旨いんですが上品すぎる。
前回焼いた分厚くてガシガシしたステーキの方がキャンプっぽくてよかったかな。
おそらくグラム単位の値段は半額くらいだったと思うんですが、どうやら私は分厚い肉を頬張るキャンプが好みみたいです。
11月の寒さをなめてました。
日中は汗ばむ陽気で快適でした。
どうせ寝れないから眠くなるまで焚き火してようと思っていたのですが、夜になると急激に冷え込み、フリースを着こんでも寒かった。
焚き火とお茶で暖をとりつつ耐えましたが、日が変わる頃にギブアップしてテントへ。
寝袋に潜れば体は暖かいのですが足先がめっちゃ寒い!
薄い靴下一枚では耐えられず。
持参していたフリースの枕カバーをはずして足をつっこみ、それでも寒くて、結局ほとんど眠れませんでした。
凄まじい結露
前回は雨のテント泊だったので雨漏りしたと思っていたのですが、結露だったみたいです。
雨も降ってないのに、この有り様。
床や寝袋までは結露しないので体が濡れることはないのですが、狭いテントの壁が濡れているというのは不快です。
私のテントはアウターが屋根部分しかなくて、インナーも天井がメッシュになっているタイプ。
後輩君のツーリングドームSTはアウターがインナーを完全に包み込むタイプで、こちらのほうがインナーは結露しにくいみたいです。
寒暖差の激しい季節は結露対策も重要ですね。
朝は5時半に起きて速攻で焚き火を起こし、白んでゆく景色を眺めていました。
「太陽よ早く出てきてくれ」と祈りを捧げながら。
キャンプの醍醐味は朝
二回目のテント泊ですが、私は朝が一番好きです。
なんとか生き延びた安堵感と澄んだ空気のなかで火をおこし、朝食の準備をしたりコーヒーを淹れたり。
ここはお金儲けをしている場所ではないのでチェックアウト時間も特にありません。
ゆったりとした朝のひと時を満喫できるのは最高ですね。
朝食のジャーマンポテトは失敗。
ジャガイモをアルミホイルにくるんで焚き火に放り込む調理に憧れていたので今回やってみました。
夜のうちに焼いておいて、朝にベーコンと炒めて朝食にする作戦でした。
ジャガイモってなかなか火が通らないイメージなので、燃え盛る焚き火に入れておいたのですが・・・灰になってました・・・
寝る前の熾火に埋めておくくらいでいいみたい?
ということで朝食は前日の残りのブイヤベース風スープに余った餃子の皮をぶち込んでラビオリ風?
これはこれで美味しかったです。
後輩君は家で何度もリハーサルしてきたというピザトースト。
野菜を生っぽく仕上げるのがこだわりらしく。
私は普通に火が通った方が好きです。
キャンプに凝った料理は必要ない
今回、後輩君が渋滞に巻き込まれ到着が1時間遅れたこともありますが、お好み焼きを作る時に汁が垂れてテーブルが汚れたり、材料がもったいないので無理して2回焼いたりして、夕方までの時間が慌ただしく、洗い物も増えて面倒でした。
キャンプYouTuberのヒロシは、あまり料理をぜずレトルトを温めるだけだったりします。
せっかくのキャンプで料理しないなんて、と思っていましたが、今回のキャンプでは「自然の中でゆったりと過ごす時間が一番の贅沢」だと思い知らされました。
次回はシンプルでおいしい料理を心掛けたいと思います。
番外編:宙に浮く船
波ともやの加減で遠くの船が宙に浮いているように見えました。