シナプスです。
3ヵ月ほど前に親からホームベーカリーをもらって以来、ほぼ毎週末、パンを焼いています。
ビックリするほど美味しいわけではないのですが、スーパーで買う食パンよりはおいしいです。
何もつけなくても美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいます。
寝る前に材料を仕込んでおいて起きる時間に合わせてタイマーをセットしています。
私は自分で焼くことに飽きつつあったのですが、奥さんが焼けとうるさいので焼いています。
おいしいからというよりも、朝ごはんを考えなくていいから楽なのかも。
食パンのレシピ
ホームベーカリーの説明書に載っている基本の食パンレシピは下記の通り。
・強力粉:280g
・水:190ml
・砂糖:大さじ2.5
・塩:小さじ1
・バター:20g
・スキムミルク:6g
・ドライイースト:2.4g
色々試して、現在の私のレシピはこんな感じになってます。
(★:アレンジした部分)
★薄力粉:50g
★強力粉:230g
・水:190cc
・砂糖:大さじ2.5
・塩:小さじ1
★バター:3g
★スキムミルク:0g
・ドライイースト:2.4
強力粉100%だとモチモチした食感になります。
奥さんはモチモチ食感が好きみたいですが、私はもう少し軽い方が好みなので、薄力粉を少し混ぜると密度が下がって軽い食感になるし、皮もパリッと焼き上がります。
ただし薄力粉を増やし過ぎると風味が悪くなるので、50gが限度でした。
砂糖は甘みを出すだけでなく皮の焼き上がりに大きく影響します。
甘くない方がいいなと思って砂糖を減らしたら焼き色が薄くなってしまったので元に戻しました。
私はしっかり焼けた固めの皮(耳)が好みです。
塩はグルテンを固める働きがあるそうで、増やすともっちり感がアップするようです。
ただし入れ過ぎると塩辛くなってしまったので、こちらもレシピ通りに落ち着きました。
バターを入れると膨らみがよくなります。
風味も出ますが、私はあまりフワフワにしたくないので、試行錯誤の結果、3~5gあたりがちょうどいい感じ。
スキムミルクは味がぼやける気がして入れない方が好みの味になりました。
我が家はハード系のパンも好きなのですがホームベーカリーでは難しそう。
こねるところまでをホームベーカリーに任せて焼きは自分でやると色々できるみたいですが、そこまでする気はないので、このレシピで満足しています。
冬になって空気が乾燥するとダマになったまま焼けてしまって味が落ちることがありました。
10mlだけ水を増やすと解消されました。
パンは繊細ですね。
焼きたても、冷めても、冷凍しても美味しい
パンは焼きたてがうまい!かと思いきや、実は少し冷まして水蒸気を飛ばすことで旨味がアップするそうです。
確かに焼きたては皮はパリッとして中はしっとりしてます。
これはこれで旨い(奥さんはこれが好き)のですが、少し冷ましてから切ると、噛み応えや噛めば噛むほど甘みが出てくる味わい深さが増す気がします。
まずは何もつけずそのまま食べて、その日の出来具合を確かめます。
あとはバターをつけて食べたり、私はクレイジーソルトを少しふってスライスチーズを乗せて食べるのが好きです。
食べきれない分は冷凍するのですが、一度冷凍したものをトースターで焼き直すと、これはこれで旨いのです。
カリッとして香ばしさもアップして、もしかしてこの食べ方が正解かも?と思ってしまいます。
うちのホームベーカリーはかなり古い機種なので、最新機種ならもっと美味しく焼けるのかな?
パンは体に悪い?
世の中には体に良い食べ物、悪い食べ物の情報が溢れていますね。
白い炭水化物は体に悪いとか、グルテンは悪いとか。
だいたいパンは悪者にされがちです。
男子テニスのトッププレイヤー、ジョコビッチもグルテンアレルギーを克服することで世界No1になりました。
私もテニスが好きでリアルタイムに見ていたので、ジョコビッチ躍進の理由がアレルギーだったことを知った時は驚きました。
こんな本まで出ているなんてことは、この記事を書くまで知らなかったけど。
私も気になって調べてみましたが、結局のところ諸説あって、人によるし食べ方によるということで、パンが体に悪いわけではないようです。
フランス人はみんな不健康なのか?と言われれば、確かにそうですね。
これからも奥さんが飽きるまで、毎週末焼くでしょう。
焼いたパンをキャンプに持っていくのもありだな。