シナプスです。
男性の皆様は、小便器で用を足すとき、どのような態勢でされますか?
私は左手でズボンとパンツの開口部を広げ、右手でイチモツを支えています。
右手と左手の役割は人それぞれかもしれませんが、両手を股間に集中させて用を足される方がほとんどだと思います。
ベテランの貫禄
あれは、もう10年近く前になるでしょうか。
当時の派遣先で何気なくトイレに入ると、派遣先の偉い方が右手だけを股間に添えて小をされていました。
右手のみでイチモツを操り、左手はだらりと脱力しています。
足腰も適度にリラックスしつつ腰が据わっている雰囲気で、私には、まるで隙のないガンマンのように見えました。
少しでも動いたら先に撃たれてしまいそう。
さすが偉い人は違うなと。
私も試してみましたが、ミスってズボンを濡らしてしまったら大変なので、ガンマンの構えを習得することは諦めました。
その方以来、ガンマンスタイルで用を足される方に出会うことはなかったのですが、新しい職場で、ついに遭遇してしまいました。
デジタル世代のガンマン
職場でコロナ陽性者が発生し、私が勤務するフロアのトイレが封鎖されてしまったので、ひとつ下の階のトイレに行ったところ、一番手前の小便器に片手で用を足されている男性が!
年齢は20代後半くらいでしょうか。
10年前に遭遇したベテランガンマンと違い、股間には左手が添えられています。
そして右手には、なんとスマホが握られていました。
あのベテランガンマンでさえ、視線は銃口に向けられており高い集中力をもって用を足されていることが伝わってきたのですが、ノールックで用を足すとは、なんという余裕でしょう。
しかもスマホを操作しながら。
まさに新世代のガンマン。
人が文明を進化させてきたように、進化した文明が、また人を進化させる。
スマートフォンという新しい道具が、新しいガンマンを誕生させたのです。
スタイルの違いはキレの違いか
ただし、ひとつ想うことがあります。
職場が変わったことによるストレスからか、最近、尿のキレが悪いんですよね。
ひどいときは、撃ち止めだと思って銃口を収納したとたん、じわっと弾が溢れ出てきて慌てて銃口を向けなおしたり。
ベテランガンマンも、もしかするとキレが悪いという自覚があったので銃口に意識を集中せざるを得なかったのかもしれません。
20代ならまだまだキレキレでしょうから、スマホをいじれる余裕があってもおかしくない。
姿勢は明らかにベテランガンマンの方がよかったですからね。
あの脱力した左手の格好良さといい、20代には出せない色気がありました。
スマホの彼も年齢を重ねてキレが悪くなってきたら、スマホを見る余裕はなくなるでしょう。
暑さにかまけて自転車に乗らないので「ブログのネタが枯渇しそう」という焦りから、お盆休みに、こんなしょうもない記事を書いていたのでした。
(追記)
こちらは徳島県の祖谷渓というところにある小便小僧。
なぜこんな所にこんなものを作ったのか。
人間とは不思議な生き物ですね。
この写真の彼もそうですが、小便小僧は基本的に股間を支えるのは右手のみで、左手は腰に添えられているようです。
ズボンを履いていなければ、ガンマンスタイルが自然なのかもしれませんね。