1月某日。
暖かい布団の誘惑を断ち切るところから闘いは始まる。
朝食を頬張りながらドリンクを作り、サイクルジャージに着替える頃には、眠気や寒さよりもペダルを回す意欲が上回る。
ビンディングシューズを履き、しっかりとフィットさせて気合を入れる。
サドルに跨って軽やかなペダルの感触を感じれば、さらにやる気がみなぎってくる。
チームメイトと合流したら、市街地を抜けて佐賀関に入る。
交通量の少ない海沿いのコースまで来たら、いよいよ本番。
徐々にスピードを上げていく。
左手に目をやると美しい海が見えてくるが、心を動かされている余裕はない。
動かすべきはペダルなのだ。
平坦区間を追い込んだら臼杵にて昼食を摂る。
予定していた「鳥料理ゆふ」には行列ができていたので手近な店で済ませる。
悠長に行列に並んで温まった体を冷やすわけにはいかない。
昔ながらの焼肉屋で注文した「ハンバーグ&柔らか煮定食」は、ライスをおかわりして消費したエネルギーを存分にチャージする。
束の間の休憩の後はヒルクライム。
向かい風と激坂が容赦なく体力を奪っていく。
80kmを走り切って本日は終了。
シャワーを浴び、今日の走りを振り返る。
この心地よい疲労感の積み重ねが、未来を切り開くと信じて。
っていう設定で撮影をするポタリング
シナプスです。
前回のライドでブルーマウンテンさんが着ていたジャケット。
お揃いで着たら面白いなーと思っていたらゲットすることができました。
ブルーマウンテンさんに報告すると「では早速明日」とのお誘い。
どうせなら選手が練習しているような写真を撮ったら更に味わい深い、と思いつき、撮影しやすそうな佐賀関経由で臼杵までランチライドしてきました。
ランチライドとは言っても、私には十分ハードな距離で脚がパンパンになりました
二人で走っている写真はカメラを置いて動画を回し、走ってきて戻って回収するというYouTuberみたいなことをして撮影しました。
ヒルクライムも、わざわざ急な坂に寄り道して、平地から助走をつけてちょこっと登っただけです。
私のデジカメは動画から静止画を切り出すと画質が落ちてしまうようで、iPhoneで撮ったほうがよかったかも?
臼杵の名店「鳥料理ゆふ」ですが、地元のテレビ番組で1位に選ばれたらしく凄い行列。
予約必須ですね。
他のお店を調べてなかったので、近場の店を適当に検索。
おじさん二人でも気後れしなさそうな渋い料理の写真が目に留まり、昔ながらの焼肉屋さんでランチ。
なかなか美味でした。
前輪が微妙にエア漏れ中のチューブレスタイヤも全く問題なし。
翌朝触ってみましたが、まだしっかりと空気が入っていたので実用には問題はなさそうです。
こんなおバカな企画を面白がってくれたブルーマウンテンさんに感謝です。
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