シナプスです。
12月に念願の100kmライドを達成しました。
といってもソロライドではなくガッツリ引いてもらってなんとか達成したのでした。
いざ、大分のナイアガラ、原尻の滝へ
以前に佐賀関ソロライドでお知り合いになったブルーマウンテンさん。
この後、何度かお誘いいただいていたのですが、用事があったり私が仕事で疲弊していて怖気ずいてしまったりで、お断りし続けておりました。
懲りずに誘っていただき、ありがとうございます。
家もご近所だったので、近くのスーパーで待ち合わせ。
ライドプランもお任せだったのですが、行き先を「原尻の滝」と告げられたときは、一瞬、ビビりました。
大分市内から原尻の滝というと、車でも気軽に行こうと思う距離ではないです。
自転車で行くなんて、自転車乗りを知らない一般人からしたら異常者の領域でしょう。
片道で50km以上はありそうです。
しかし、こんな機会でもないと自転車で行くことはできないな、そう思った私はビビったことを悟られまいと「い、いいですね~!」と返事して出発と相成りました。
ブルーマウンテンさんの後ろをついていきます。
サイクリングロードに入ると、ブルマンさんが「ベタ付け」の練習をさせてくれました。
ずっとソロライドだったので、前の人との車間距離をつめるのが怖くて難しい。
この日、一日、引いてもらって分かったことは、真後ろにつかなくてもいいということ。
追突しそうになったら、少し横にズレて前の人の後輪と自分の前輪が重なるようにズラすことでブレーキをかけずに車間距離を調整できました。
ただ路面の状況が見えないので、まだ少し怖いですね。
この日は風も弱くて走りやすかったのですが、それでも引いてもらうと、かなり楽でした。
引いてもらっている間は時速30kmで楽々巡行できるのに、私が前になると25km/hもしんどい感じ。
最初はいいところを見せようと頑張っていましたが、次第に落ちていくスピードを見かねたブルマンさんが、結局、ほぼほぼ引いてくれました。
ハンドサインは難しい
ブルーマウンテンさんは曲がるときや信号で停車するときなど、余裕をもった優雅なハンドサインでエスコートしてくれました。
私も前を走るときに見様見真似でやってみたのですが、これが難しい。
ハンドサイン自体は簡単なことなのですが、たとえば赤信号で停車するときは、両手でブレーキをかけないといけないし、ビンディングも外さないといけないし、そこでさらに片手をブレーキレバーから離してハンドサインもしないと、となると、想像よりも難しかった。
仕方がないので、少し早めにハンドサインを出した後、普通に両手でブレーキをかけて停車する、という方法でお茶を濁しました。
自転車で原尻の滝に来ているというのが、非日常過ぎて、ちょっと不思議な感覚でした。
途中で間違えてサイコンの停止ボタンを押してしまい、せっかくの100kmの記録が分割されてしまいました。
が、ブルマンさんからストラバのデータを転送?していただきました。
こんな機能があるんですね。
転送されたデータは自分でアップロードしたデータと同じように編集したりブログにアップしたりできるみたいです。
100kmの洗礼
滝までのコースは少しアップダウンのあるコースだったので、往路の時点でかなり脚にきていました。
帰りは疲労に加えて向かい風にも見舞われて、100kmを達成した頃には平坦さえも脚が厳しい状態。
さらに、お尻も痛くて泣きそうでした。
バーテープと色を合わせるために選んだサドル、当初から少し硬いとは思っていましたが、ロングライドは厳しいようです。
過去最高にヘロヘロになりながら、なんとか生還しました。
他力本願ではありますが、100kmを走りきれたことは自信にもなったし、自分の実力を把握するのに、とてもいい経験になりました。
今の私の場合、一人だったらド平坦かつ無風じゃないと100kmは無理っぽい・・・
かたやブルマンさんは、翌日もロングライドをキメておられました・・・凄すぎる・・・
男dism
実は原尻の滝で写真をとっているとき、風でブルマンさんの自転車が倒れてしまい、ディレイラーの調子が悪くなってしまいました。
私が切り出すまで、ブルマンさんから、そのことに触れられることはありませんでした。
完璧なエスコートと大人の気遣い。
私が女性だったら抱かれていてもおかしくなかったでしょう。
ソロライドで100kmに挑戦したときは距離が延びる程に不安でしたが、ブルマンさんの後ろを走っていると、なんとかなると思えて頑張れました。
ただ、あまりにもふがいないので申し訳なかったです。
もう少し、ついていけるように鍛えたいです。
先頭を交代しながら走ったりできたら、もっと楽しそうです。