シナプスです。
仕事が忙しくなって、毎日、夜遅くまで残業が続いていました。
平日の疲れを週末に持ち越してしまって、週末もだらけてしまいます。
仕事も遊びも全力で!みたいなバイタリティが欲しい。。。
せっかくの晴れた週末も昼までベッドの中・・・これではいかんということで、尿意をもよおして7時に目が覚めた勢いでライドに繰り出しました。
前回のライドのあと、バイクを室内に持ち込む気力もなく倉庫に放り込んだままでした。
サドルバッグすらつけっぱなしだったので、準備はドリンク作って着替えて空気を入れるだけ。
平日の疲れを考慮して、佐賀関の平坦な道をサクッと回って帰るつもりでスタート。
したものの、帰り道で前から気になっていた道があることを思い出してしまいました。
それがこちらの志生木川(しゅうきがわ、と読むそうです)沿いの道。
川沿いの道って、大抵、平坦なので、楽に距離が稼げるなら魅力的。
さらにこの道・・・
こんな感じでサイクリングロードの入口まで続いています。
流石に途中から山を登ることになりそうですが、斜度がきつくないのなら、少々飽きてきた佐賀関サイクリングに変化をつけられてよさそうです。
走り足りないし、行けるところまで行ってみるか・・・と思いついちゃったのが運の尽きでした。
だんだんと傾斜がきつくなってきました。
脚が悲鳴をあげますが、引き返す決断ができず、結局、最後まで登りきりました。
車も人も全くいない割には整備されていたのはソーラーの点検のためと、登山道があるからでしょう。
それでも路面はガタガタで、倒木もあったりと、なかなかスペクタクルで楽しめました。
はじめてのライド中のタイヤ交換
山越えを果たし、新しい道を開拓できたことに興奮していましたが、なんだか前輪に違和感が。
止まって触るとフニャフニャ。
前回とは違い、完全なるパンクです。
前回は家に帰りついてから気が付いたので、ゆっくりとチューブ交換ができましたが、ライド中となると、急に不安になってきました。
前輪がひび割れていたので、おそらく原因はこれだろう。
タイヤを外すのに少し手間取りましたが、なんとかチューブを交換し、はじめて「例のポンプ」を使います。
想像以上に楽に空気が入ります。
とりあえず走れる程度なら、1分もかからずいけちゃう感じ。
そこからカチカチにもっていくまでが結構大変ですが、応急処置としては適当なところでやめても十分。
感動しました。
が、ポンプを外すと空気が漏れている感じ。
バルブ部分のネジが2段階になっていて、2段目が緩んでいました。
一部のチューブではバルブの中身「バルブコア」が交換できるようになっていて、どうやらこのチューブもそのタイプ。
ポンプを外す際にバルブコアが緩んでしまうようでした。
締め付ける工具は持っていないので指で力いっぱい締めて空気を入れなおしてみたけどイマイチ。
仕方なく、そのまま出発。
前輪に負担がかからないようにゆっくり走っていましたが、途中で直進できないくらいになってしまいました。
真犯人は「例の小石」
大通りから少し脇道に入ったところに停車して、バルブコアを確認しますが、緩んでいる感じもなく。
何回も空気を入れてみますが入りません。
耳を澄ますと、バルブじゃないところから空気の音が・・・
前回のパンクと同じような米粒ほどの白い小石。
パンクの原因をひび割れだと思い込んで、この小石を取り除かないままチューブ交換してしまったので、予備チューブもコイツにやられてしまったようです。
自分の不甲斐なさにガックリしつつ、奥さんに電話しました。
男心は繊細です。
停車したところから位置情報をLINEで送って待っていました。
奥さんが到着して開口一番「もっと広い道にいないと分からないでしょ!タイヤも外してないし!」
おっしゃる通り、ですが、交通量の多い道で、パンク修理もできない姿を晒す屈辱。
そこを分かって・・・くれないよなぁ・・・
待っている間にすっかり冷えてしまった体をさすりながら、無事に帰れる喜びだけを胸に、助手席でじっと耐えておりました。
「パンクしたら、まずはタイヤを入念にチェック」
パンク修理の初歩ですよね。肝に銘じます!
(追記)
とりあえず、バルブコアツールを買いました。
これでバルブコアを締めたり緩めたりできます。
逆側にネジが切られていてルブキャップ代わりになるのがいい。