ロードバイクにハマりたい!

2019年9月8日 14時17分。Cannondale SYNAPSE DISC 105 SE 2019年モデルを購入しました。

ロードバイクにハマりたい!

Cannondale Synapse Disc SE 105 2019年モデルを半年乗ったインプレ

シナプスです。

Synapseの購入を検討しているのでインプレを、とコメントいただきました。
コメント欄だと長くなりすぎるので、これはひとつ記事にして水曜日のネタストックを温存しようと思ったのですが、いざ書こうとするとネットで調べれば分かるようなことしか思いつかず焦っております。

Synapseの位置づけ

キャノンデールのWebサイトで、ロード>エンディランス、とたどるとSynapseしか選択肢がありません。
つまり、キャノンデールのロードバイク の中で、最もロングライドに向いている、ということになると思います。
レース寄りのCAADとグラベルロードのTopstoneの中間的な立ち位置かなと。
CAADの標準タイヤが28c、Topstoneが37cなのに対し、Synapseは30c。
個人的には、この「30cのスリックタイヤ」というのがSynapseの方向性を最も表している気がします。
スリックタイヤのスムースさを味わえつつ、少々の荒れた路面でも気を使わずに走れる。
歩道の段差でもパンクする気配はないし、細かい砂利道なら逆に楽しいくらいです。

エンデュランスロードにふさわしい乗り味

ざっとWebサイトを見た感じ、2020年モデルも派手な振動吸収システムは搭載されていないっぽい。
Synapseの売りのひとつ「SAVEマイクロサスペンション」はあくまでもフレーム形状を工夫して振動吸収性能を高めているだけだと思っています。
トレックのisoSpeedやスペシャライズドのFuture Shockのような「最先端テクノロジー」感はないです。
ただ、複雑なシステムはトラブルも起きやすいと思いますし、技術が進んでメーカーが別のシステムを搭載するようになると「isoSpeed、あったねー、懐かしー」みたいな、ちょっと時代遅れ扱いされそうなので、一長一短かなと思います。

私のSynapseはアルミモデルですが、フレームが硬いと感じたことはありません。
かといって、しなる感じもありません。
軽快さを損なわない程度に振動吸収してくれているのかなと思います。

ディスクブレーキは普通

私のSynapseにはTRP社のSPYREという機械式ディスクブレーキが標準装備されていました。
片側ピストンではなく対向ピストン式なので、パッドの片減りやロータの歪みが起きにくいみたいです。
よくわかりませんが両方のパッドが均等に動くというのは精神的に「いい感じ」です。
ブレーキの効き自体は、結構ギュッと握らないと効かない感じ。
ただスピードコントロールは非常にやりやすいです。
そんなに強いブレーキが必要なシーンもあまりないですし。
急な下り坂から交差点に出るようなシーンでは、しっかり握ればしっかり効くので困ったことはありません。
効きに不満があればパッドやローターを交換することで改善できるらしいです。

ブレーキからの異音などは今のところありませんが、中途半端なかけかたをするとディスクローターから「ふぉ~ん」と音が鳴るようになりました。
ショップの店長に聞いたところ「ディスクブレーキはそんなもの」らしいのですが、ちょっと気になります。

SHIMANOの超スムーズ変速の虜

私の SynapseはSHIMANO105ですが、リア11速あるので、ちょっとの向かい風や傾斜でも脚にくる私のような軟脚ローディには微妙なギアが選べる恩恵は大きいと感じています。
あとフロントギアの変速がとてもスムーズなのが素晴らしい。
フロントはギアの大きさがかなり違うのでトラブルになりやすいみたいですが、大きな振動もなくスッと変わってくれるので躊躇なく変速する気にさせてくれます。

MOREダボ穴

個人的に不満な点がダボ穴の数です。
レーシーなバイクに比べればフェンダーやキャリア用のダボ穴は完備されているので多いのでしょうけど、バイクパッキングが流行っている昨今、エンデュランスロードというからには、ダウンチューブ下やフロントフォーク横にもダボ穴が欲しいなと思います。
実際に使うかどうかは分かりませんが「これをあっちに移動して、これをここにつければ・・・」と想像を膨らませる楽しさが多い方がうれしい。
2020年モデルにもついてないっぽいのでメーカーはSynapseには必要なしと判断しているのかな。

MOREクリアランス

もう1つ。
2020年モデルは分かりませんが、私のSynapseはフロントタイヤは30cでギリギリな感じです。
せめて32cくらいは不安なく履けるクリアランスがあればタイヤの選択肢が広がってよかったなと思います。

(追記)
ちゃんと測定したところ、標準タイヤの幅が32.6mmもあるので、32cが履けることが判明しました。

デザインはちょっと飽き気味

別の記事でも少し触れましたけど、購入当時のトキメキはなくなっており「愛車を眺めながら飯が食える」ほどの愛着もなく、隣の芝が青く見える状態だったりします。
写真で見ると、結構スローピングがきついですね。
フレームサイズは51なので、そこまで小さいサイズではないと思うのですが。
シートポストを長く出した方が振動吸収に寄与するというのも「SAVEマイクロサスペンション」の思想のひとつみたいですが、ホリゾンタルに近い方が好きなので・・・
色もベージュや水色がおしゃれだなぁと感じる今日この頃。
こればっかりは個人の感じ方次第です。

Cannondale Synapse Disc 105 SE 2019

控えめなところが好き

Cannondale Synapse Disc 105 SE 2019

メーカーロゴが控えめなのもいい

Cannondale Synapse Disc 105 SE 2019

黒いシンプルなホイールとサイドスキンなタイヤもお気に入り

Cannondale Synapse Disc 105 SE 2019

「SI」が何なのか分からないけど、なんか良さそうでいいと思う。

Cannondale Synapse Disc 105 SE 2019

ディスクブレーキもメカっぽくてかっこいい。

結論:めっちゃ中途半端で気軽に乗れる、いいロードバイク

舗装路を快適に走れて前傾もきつくなく、落ち着いた色合いのSynapseは「速く走らないと」「グラベルしないと」といった気合がいらないバイクなのかなと思います。
例えばグループライドに参加したとして、周りがレーシーなロードバイクばかりだったとしても溶け込める雰囲気。
ブロックタイヤを履いたグラベルロードでは少し浮いてしまうでしょう。

ただ、グラベルロードに30cのスリックタイヤを履けばSynapseの代わりはできると思うけど逆は無理なので、中途半端になりがちなグラベル・ツーリングカテゴリーのなかでも更に中途半端な存在かなと思います。
カーボンモデルだと、また違ってくるのかもしれませんが。

日本だとCAADの方が人気があるようですが、海外ではSynapseの方が売れているみたいです。
日本よりも気軽にロードバイクに乗れる環境が整っている国では「目的のないサイクリング」にぴったりのSynapseが合うのかもしれませんね。
WEBサイトに掲載されているCAADとTopstoneの最上位モデルが共に59万円なのに対し、Synapseは95万円ですからね。
メーカーの気合の入れようが分かります。
さすがに95万円のSynapseはかっこいいですねー。

Synapse | Endurance Bikes | Cannondale

「海外で人気ある」って、意味はないけどちょっと誇らしい気持ちにはなりますね。

愛が足りない

いかがでしたでしょうか・・・
私のSynapse愛が全然足りてないですね。

でも見た目なんて乗ったら分からないですし。
最近はフレームが少々傷ついても、まあしょうがない、と割り切れるようになってきて、本当に「余計なことを考えずに乗れる」相棒になってきた気がします。
茶色いサドルとバーテープにも憧れがあるので、そういう見た目のカスタマイズなんかも楽しんでいけたらいいなと思います。

(追記)
せっかくなんで写真撮ってみました。

Cannondale Synapse Disc SE 105 2019

横から

Cannondale Synapse Disc SE 105 2019

斜め前から

Cannondale Synapse Disc SE 105 2019

斜め後ろから

Cannondale Synapse Disc SE 105 2019

上から

(追記2)
グラベルバイクじゃないですが、オフロードで映えるバイクであることが判明(個人的感想)

(追記3)
ホイールを変えるとカッコよくなることが判明

 

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