シナプスです。
5月3日開催されたツール・ド・国東 2023。
Cコースに参戦し、無事に完走しました。
- ゼッケンプレートを自作
- 早く着きすぎて暇になる
- はじめてのイベント参加で雰囲気に飲まれる
- エイドのバランスがおかしい
- 登りで千切られ下りで追いつく
- お弁当とおしり岩
- 静かにゴール
- ライドイベントはちょっと無理をした方がいいのかも
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ゼッケンプレートを自作
出場にあたり、事前に配布されたゼッケンシールをヘルメットとバイクに貼る必要がありました。
ヘルメットはデコボコしているので後から剝がすのは簡単そうですが、バイクのフレームにべったり貼ってしまうと剥がすのが大変そう。
ゼッケンプレートでスマートにキメたいところですが。
1回きりになる可能性が高いので買うのはもったいない。
100均のプラスチックまな板で自作しました。
早く着きすぎて暇になる
私がエントリーしたCコースは75km、720mUPという強度なので、完走できない心配はありませんでした。
それよりも駐車場が満車で右往左往する方が怖かったので少し早めに出発。
スタート会場から3km程離れた駐車場を選んだのですが、ガラガラでした。
誘導のおじさんに「もっと混んでるかと思いました」と伝えると「ここはラストリゾート(最後の砦的な意味)だから」と洒落た答えが返ってきて面白かった。
ツール・ド・国東の豆知識:杵築駅裏駐車場はツール・ド・国東のラストリゾート
車の中でおにぎりを食べたり、バイクを降ろしてホイールを装着したり、諸々の準備を進めます。
スタートまで1時間以上ありますが、駐車場に居るより会場の雰囲気を味わった方が発見もあるだろうということで、バイクで会場に向かいました。
全国から集まったサイクリスト達。
データによると最多は福岡県。
平均年齢は48歳。
荷物を預けて会場をブラブラしますが、暇になったのでウォーミングアップも兼ねて周辺を流しつつ、スタート前をワクワク感を楽しみました。
Aコースの参加者に集合がかかったので私も会場へ戻り、スタートの瞬間を撮影。
AコースとBコースは人数が多いのでしょう、2組に分けてスタースするようです。
Aコースの1組目を見届けてまたブラついていると、絶好の撮影スポットを発見。
ちょうど誘導のお姉さんがいたので、おしゃべりしました。
「バイト代か何か貰えるんですか?」
「一応、代休扱いになります」
「あ、市役所の方ですか」
「そうです」
ツール・ド・国東の豆知識:市役所の方は代休扱い
はじめてのイベント参加で雰囲気に飲まれる
そうこうしていると、いよいよ我らCコースに招集がかかりました。
スタートを仕切るオバサマも手慣れたもので、ちょっと自虐的なユーモアを挟みつつ、スタートを盛り上げていました。
AコースとBコースはピストルの他に花火のような派手な号砲も上がったのですが、Cコースはピストルのみ。
「Cコースは花火はありませ~ん」のアナウンスに笑いが起きていました。
地元の参加者の方が「そのくらいケチるなよ~」と茶化していたので、私も「Cコースだけ扱いが悪いんじゃないの~」と便乗しておきました。
スタートしてしばらくは杵築の街の中を走ることもあって、隊列を保った状態でゆっくり走ります。
沿道で地元の方々が応援してくれています。
手を振って応えたり、近くの人と話したり。
イベント感を楽しみました。
いつのまにかパレードランも終わり、各々、自分のペースで走り始めます。
私は近くの集団に混ぜてもらってゆっくり走りました。
途中で田んぼの中に鳥居が見える素敵な場所があったのですが、コースを外れる人なんていないので、何となく勇気がなくて素通り。
今となっては寄り道しなかったことを後悔してます。
エイドのバランスがおかしい
10kmちょっとで第1エイドに到着。
補給が必要な距離ではないですが、雰囲気を見てみたくて寄りました。
第1エイドから、パンやバナナの大判振舞い。
流石に食べれないので梅干を貰いました。
色的に甘い系の梅干を期待したのですが、酸っぱい!
久しぶりに梅干らしい梅干を食べました。
甘いものが欲しくなり、小さな饅頭もいただいて後にします。
その後はアップダウンで体力を消耗。
35km地点で第2エイドに到着しましたが、食べ物は飴とかキャラメルくらいしかありません。
ここでパンとバナナが欲しかったのに・・・第1エイドでゲットしておけば良かった・・・
登りで千切られ下りで追いつく
早々に第2エイドを後にして、お昼ご飯を目指します。
ここまで、色々な方の後ろを走らせてもらいましたが、皆さん登りが速い。
私は二日前のヒルクライム練習の疲れが残っていて、調子が出ていなかったこともありました。
アスリートの場合は「1日休んだら戻すのに3日かかる」なんていいますが、私の場合は「1日練習したら回復に3日かかる」のかもしれません。
登りで千切られるも、アルミフレームと自らの脂肪の重みで下りは私の方が速いようで、安全を確保しつつ追いつき追い越し。
第2エイドから向かい風が続いていましたが、セミディープホイールのおかげか、ようやく脚が回るようになったのか分かりませんが、下ハンでペースを保つことができました。
信号待ちで前を走る人と「風が強いですね」「でも、もうすぐお昼ごはんですよね!」なんて励まし合いながら向かい風エリアを突破。
お弁当とおしり岩
第2エイドで補給に失敗したので、お腹がペコペコ。
第3エイドを目前に「道の駅くにさき」の前を通ります。
凄く賑わっていて、たこめしの看板がメチャクチャおいしそうで「食べたい~」と思っていたところ・・・
4人のグループで走っていたのですが、その中の1人がスーっと道の駅に吸い込まれて行きました。
あと少しでお昼なのに・・・でも気持ちは分かります!
第3エイドに到着してお弁当をゲット。
油もの多めの弁当が空腹に染み渡るぅ~。
私はお弁当に一目散でしたが、ヘトヘトに疲れ果てブルーシートに一目散、ぐったりと横になる方もいました。
ガツガツと食べ終わり、ゴミを捨ててトイレに向かうと、海岸に続く道がありました。
休憩がてら行ってみると「おしり岩」の看板が。
これは写真を撮らないと。
バイクを取りに戻って、担いで砂浜を歩きました。
静かにゴール
おしり岩を後にしてゴールを目指します。
帰りは追い風だったので、非常にいいペースで走ることができました。
下りや追い風となると、俄然やる気が出るのが貧脚王の脚質。
体力を消耗してペースが落ちたサイクリスト達を何人か追いぬいたりして。
午前中の後悔を繰り返さないように、景色の良いポイントにも寄り道。
ゴール後は特に盛り上がることもなく、記念品を渡されて終了でした。
カボスジュースを飲みながら余韻に浸って駐車場に戻ります。
駐車場のおじさんが看板の片付けをしていたので「お疲れ様でした」と声をかけて、しばし雑談。
「今回で最後なんてもったいないですね」「俺は続けた方がいいと思うけど、市や県が決めちゃったからね~」
ツール・ド・国東の豆知識:継続を望む地元民もいるみたい
ライドイベントはちょっと無理をした方がいいのかも
はじめてのライドイベントは、色々なサイクリストに出会えて楽しめました。
ただ、軽い会話はあるものの、仲良くなって一緒に走るようなことはなく、昼食後は長い時間一人旅だったので、大勢の知らない人と走ることの醍醐味をそれほど感じられなかったというのが正直なところ。
大会じゃなければ躊躇なく寄り道もできるし。
私は車でも走れる快適な道より、車だと離合が厳しい山道や、海岸キワキワの自転車でしか走れないような道に興奮するようです。
おしり岩までバイクを担いで行くような人は私くらいでした。
グラベルイベントなどは、普段走れない道を走れたりして、また違った楽しさがありそうですが・・・
AコースやBコースは、もっと景色のいいコースだったのかな。
大会という慣れない環境で無理をしない方がいいと思いましたが、トラブルがあっても大会なら助けを呼びやすいと思うので、逆にちょっと無理をしてBコースにエントリーした方が意味があったかもしれませんね。
コロナ前のランチはバイキングで素麺や唐揚げ、豚汁なんかが振舞われたそうです。
そんなイベントなら参加者はもちろん、地元の方も地域の自慢の料理を振舞えて楽しかったのではないかなと思います。
大会の終了はスタッフの高齢化が理由ということになっていますが、やはりコロナが大きく影響している気がします。
全国でも有数の規模のサイクリングイベントだったみたいなので、復活するといいですね。
何事も参加してみないと語れないので、完走できて良かったです。
もしイベントが復活して、次回参加するとしたら、美しい景色と道の駅にも寄り道しちゃおっかな。
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