シナプスです。
1年前に行ってとっても良かった内成棚田。
前回は彼岸花の時期を逃したので今年はタイミングよく行きたいと思っていました。
ちょうどサイクリングフレンドのブルーマウンテンさんから「新しいホイール届いたら、どこか行きましょう」とお誘いを受けていましたので、内成棚田にお誘いしました。
いつもエスコートしてもらってばかりだったので今回は私がエスコート。
前を走るって緊張しますね。
一定のスピードを保つことに気を配りつつルートも気にしつつ慣れないハンドサインもしないといけない。
最初は「ブルマンさんには遅すぎるんじゃないか」と気にしてそれなりの巡行速度を維持していましたが、峠を前に脚がなくなったら意味がないので早々に諦めました。
銭瓶峠はニューホイールでもリベンジならず
前回はなるべく登りを少なくしようと最短距離っぽいルートを選んだ結果、激しいアップダウンで結局疲れたので、今回はヒルクライムトレーニングの定番スポット、銭瓶峠とセットのルートを選択。
銭瓶峠で達成感を味わい、棚田に下って絶景を味わう一石二鳥のプラン、のはずでした。
今回はニューホイールで500gの軽量化済。
さぞかしスイスイと峠を制覇できると思いきや、序盤でおしりの筋肉が限界に・・・
結局、前回と同じ場所で足をついてしまいました。。。
ホイールのレビューに「登れない峠が登れるようになった！やっぱり軽量ホイールは違うぜ！」と書きたかったのですが・・・不甲斐なくてすいません。
この後、自分のペダリングを自分なりに気にして走ってみたのですが、なるべく脚をリラックスさせて力を使わないようにしようとするあまり、足首までユルユルになって踵が下がり気味（アンクリング）になっているような気がしました。
そのせいでお尻の筋肉ばかり使ってしまったのではないかと素人分析。
クリートはかなり後ろ気味にしているので、もう少しサドルを前に出してみようかな。
ハンドルもスペーサーMAXなので、少し下げたほうがいいのかな？
一方のブルマンさんは、先に行ったかと思ったら戻ってきてくれる余裕っぷり。
「このペースならずっと上っていられる感じ」と初めてなのに峠に順応されていました。
しかも私は見てしまったのです。
まだ1枚、ギアが残っているのを。
やはり歴然とした差がありますね。
彼岸花はそれほどでもなく
少し休憩をして峠を再開。
なんとか頂上まで登りきり内成棚田へ下っていきます。
ちょっとダウンヒルして棚田だと思っていたのですが、それなりにアップダウンがあり、想定外に削られました。
もうちょっと彼岸花が群生しているかと思ったのですが、それほどでもありませんでした。
稲もまだ青々としているし、今年は田植えが遅かったのかな？
棚田には来年も来たいと思います。（峠は・・・）
山の中を徘徊する
この時点で私は満足していたのですが、ブルマンさんは物足りないご様子。
シナプス「走り足りないですか？」
ブルマンさん「え、足りてます？（ニヤリ）」
シナプス「私は満足ですが・・・どうしてもというなら由布川渓谷の下見に付き合ってくれますか？」
ブルマンさん「いいでしょう」
由布川渓谷という、とても神秘的な渓谷が内成棚田から近いので、いつか行ってみたいと思っています。
渓谷歩きはビンディングシューズでは厳しいので、行くならトレッキングシューズか、水に入るのがとても気持ち良さそうなのでサンダル持参も検討したいところ。
ただ、渓谷というからにはそれなりの標高がありそうなので、自転車で行けるのか下見ということでお付き合いいただきました。
渓谷は無理でも手前にかかる吊り橋くらいならビンディングシューズでもいけるかも、と行ってみましたが、少し山道を歩かないといけない感じだったのでやめておきました。
この後も道に迷いながら、お目当てのお店が定休日だったり、代わりに通りすがりのカフェでランチしたり、ランチしながら仕事の愚痴を聞いてもらったりとウロウロして帰路につきました。
途中、かなり荒れた道もあったりして、25cのタイヤとカーボンホイールを履いているブルマンさんには申し訳なかったです。
壁の重要性を語る
大分川に戻ったあたりから私の元気がなくなります。
厳しいアップダウンで体力と脚力を削られ、この日は以外と暑くて熱中症気味に。
見かねたブルマンさんが引いてくれるもついていけず、橋の下で休憩させてもらうことに。
すると、ちょうど橋脚の裏側に行けるようになっていて、橋脚は絶好の撮影スポットなので覗いてみると落書きがあるものの、いい雰囲気。
さっきまでヨロヨロだったのに「ちょっと写真撮ってきます！」と動き出す私に、それほど写真に興味のないブルマンさんはキョトン。
ブルマンさんのバイクも撮らせてくださいと言うと「持っていくってこと？いいけど？」と納得いかないご様子。
「壁があるといいんですよ！」と説明し拝借しました。
もともとの落書きに合わせて、アプリで落書き風に文字を入れてみました。
楽しいなぁ。
初めてブルマンさんのバイクを持たせてもらいましたけど、カーボンフレームにカーボンホイールなので、やはり軽いですね。
自分のバイクが重たく感じました。
撮影休憩で息を吹き返したので、この後は順調に帰宅できました。
ついに無事故でライドを終えられた！
私とブルマンさんがライドをすると、かならずブルマンさんに不幸が起きていました。
1度目はディレイラーが不調になり、2度目は自転車との衝突、3度目は謎のパンク。
今回も何か起きないかヒヤヒヤしていましたが、何も起こりませんでした。
今度なにかあったら「出会ってはいけない運命だったのでは」とか考えていたので、なんだか呪縛から解放された、晴れ晴れした気持ちになりました。
今回が一番、荒れた道を走ったと思うんだけど、どうやら呪いは解けたようです。
（追記）
翌日、ブルマンさんは120kmライドをキメてあそばされてました。
毎度のことなので、もしかすると
私とライドに行く ＞ 程よい疲れで爆睡 ＞ 翌朝、物足りなさが蘇る ＞ ロングライドしちゃう
ってことなのかも・・・
