シナプスです。
私がキャンプ的なことに興味を持ったと聞いて父親が昔使っていたガスバーナーを送ってきてくれました。
長年、使われていなかったので動作テストを兼ねて、ソロキャンプごっこでシーズニングし損ねたダイソーの鉄板をシーズニングしてみました。
鉄板は蓄熱することで肉を一気に高温にできるので美味しく焼けるみたいです。
ただし、新品の状態では錆防止剤が塗られていたり、焦げ付くし錆びるしでそのままでは使えないとのこと。
そこで最初は焼き入れして油を馴染ませる「シーズニング」作業が必要らしいです。
シーズニングの手順は
・洗う
・焼く
・冷ます
・油塗って焼いて冷まして洗う、を数回
とネットに書いてあったので見よう見まねでやりました。
こういうバーナーに使うガス缶は「OD缶」というみたいです。
Amazonで見た感じ「SOTO」というメーカーのものがよさそうでしたが近所のホームセンターには売ってませんでした。
ガス缶とバーナーを接続し、恐る恐るガスのダイアルを捻ってみると「シュー」というガスが漏れ出す音がしますが点火しません。
YouTubeでよく見るガスバーナーはダイアルとは別に点火スイッチがあるみたいでしたが、このバーナーには見当たりません。
思い切ってダイアルをグッと捻ると点火!
ガスコンロと同じで火力調整と点火の両方を1つのダイアルで行うタイプみたいです。
早速、洗った鉄板を空焚きしていきます。
しばらくすると、鉄板の色が変わっていきます。
火の当たる場所から段々とブルーが広がり、やがて元のシルバーに戻っていきました。
すごく綺麗。
鉄板が冷えるのを待って油を塗って焼いていきます。
ネットの情報通り煙が出て、油が茶色に変色。
そのまま焼き続けると色がなくなっていきます。
ただ四隅はどうしても熱が入りにくく、鉄板をずらしたりしても茶色い油が、なかなか消えてくれませんでした。
油を焼き切ったら冷まして洗って、また油を塗って焼いて・・・を3回ほど繰り返すと書いてあったので、台所に持ち込んで洗います。
が、ここで大きな過ちを犯してしまいます。
ついでに他の食器も一緒に洗った勢いで、鉄板も洗剤で洗ってしまいました。
せっかく馴染ませた油が落ちてしまうので洗剤は使ってはいけません、とネットに書いてありました。
気を取り直して2回目、3回目の油焼き。
面倒になって洗うのはやめました。
冷やすのも完全に冷えるのを待たず、手で掴めるくらいの温度になったら油を塗ることで時短。
空焚き直後に比べて汚くなりましたが、ネットの写真を見ても同じようになっているので、これでいいみたいです。
最後に薄く油を塗って新聞紙に包んで終了。
ガスバーナーの扱いに慣れてないこともあり、なんだかんだんで1時間くらいかかりました。
超初心者的ダイソー鉄板シーズニングのコツ
火力は強めが良さそう
私はガスバーナーを初めて使ったので「ゴ〜」という音にビビって火力を少し弱くしてしまいました。
特に油焼きは、強火で一気に油を焼き切る方が仕上がりも綺麗になりそうな印象です。
油は薄く塗るのが良さそう
油は手で触ってもベトベトしないくらい薄くて良さそうです。
ただ最初から油を減らすと塗り漏れが発生するので、少しベトベトする状態からキッチンペーパーで鉄板に刷り込む感じでゴシゴシ拭いていくのが個人的には、うまくいきそうな予感がしました。
四隅を念入りに
四隅は熱が入りにくいので、茶色い油が残りがちでした。
しかも火入れを止めると茶色のまま残ってしまったので、隅っこもしっかり焼き切るようにしたいです。
完全に冷まさない方が油が塗りやすかった
油焼きを繰り返す際に記事によっては毎回冷まして洗って、と書いていありましたが、完全に冷まさない方が油の馴染みが良い気がしました。
はじめてのシーズニングの感想
シーズニング自体は、なかなか楽しかったです。
特に空焚きは鉄板が変色していく様子に見惚れました。
ひと手間かけた鉄板が使っていくことで更に育つみたいなので愛着も湧きそう。
ただ、せっかく、これだけの手間をかけるなら、100均の鉄板じゃなくて、もう少しちゃんとした鉄板かスキレットを買った方がいいように思いました。
が、アマゾンでサラッとみた感じ、鉄板てそこそこ高いですね。
YouTubeではステーキを焼いていますが、流石にこの鉄板は小さすぎる気がします。
私はガンガンに熱した鉄板で焼肉サイズのお肉を一切れずつ、最高の焼き加減で焼いて食べるという使い方をしたいと妄想しています。