ロードバイクにハマりたい!

2019年9月8日 14時17分。Cannondale SYNAPSE DISC 105 SE 2019年モデルを購入しました。

ロードバイクにハマりたい!

ロードバイク初心者におすすめのビンディング【ロードバイク初心者ノウハウ】

ロードバイク ビンディングの選び方

シナプスです。

ビンディングデビューして半年ちょっと経ちました。

そんなロードバイク初心者、ビンディング初心者の私が独断と偏見も交えつつ、初心者の方がビンディングデビューする際の選び方をまとめてみました。

1.立ちゴケしたくないならSPD+マルチクリート

ロードバイクのビンディング界はどうやら5社6種類に牛耳られているようです。
・Shimano SPD
・Shimano SPD-SL
・LOOK
・TIME
・Speedplay
crankbrothers(2021/2/1 追記)
普通の方は、入手性とコストから考えてShimanoになるかと思います。
お金持ちの方は、各社の特徴を吟味して選ばれてください。
(追記)
LOVE CYCLISTで各社ビンディングの比較記事がアップされましたが、シマノSPDが比較対象外になってました。

ビンディングペダル比較購入ガイド - シマノ / LOOK / TIME / SPEEDPLAY - LOVE CYCLIST

分かりやすくする意図があったのかもしれませんが、せっかく比較した意味が薄れてしまう気がします。
(追記)
crankbrothersも!」とのコメントをいただき知らないメーカーだったので少し調べてみました。
どことなくオシャレな雰囲気で、着脱しやすく歩きやすい、ShimanoのSPDに近いようです。安めのペダルもありましたが、やはりマイナーなのと、日本のAmazonだとクリートがShimanoに比べて少し高いみたいなので「お金持ちの方は」くくりとさせていただきました。

初めてのビンディングデビューにあたり、一番の懸念事項はシューズがペダルに固定されていることを忘れての「立ちゴケ、落車」ですよね。
そして誰しもが「自分は絶対に立ちゴケしないように気を付ける」と思ってデビューされると思います。

実際、私も立ちゴケはしたことがなくて、落車も、よそ見しすぎてバランスを崩した、砂利道で後輪が滑った、という「不慮の事故」的な2回だけです。


ただし立ちゴケ「しそうになった」ことは何度もあります。
特に左足だけ外した状態で右にコケそうになることが多いです。
停車した状態で咄嗟に何かしたとき、しようとしたときに右足が外れていないことを忘れてて、ヒヤッとすることが未だにあります。

そんなときでも固定力を最弱にしたSPDビンディングとマルチクリートなら、コケるギリギリのところでガガっと外れて難を逃れられる確率が高いです。
私の場合、今のところ成功率100%です。

SPDのクリートには1方向にしか外れないシングルクリートと、いろんな方向に外せるマルチクリートがあります。
Shimanoはクリートとペダルがセットになっていると思いますので、デザインに問題がなければ、マルチクリートがついているペダルがおすすめです。

私は当初、ビンディングの着脱を甘く見ていてシングルクリートがセットになったペダルを購入したので、後でクリートだけ買い替えることになってしまいました。

ただでさえ、外しやすいSPDで固定力最弱かつマルチクリートだと、ペダリングの最中に外れるのでは?と思われるかもしれませんが、一度も外れたことはないので大丈夫だと思います。
気になるようなら、徐々に固定力を強くしていったり、シングルクリートに変更すればいいかなと思います。
私はこのまま最弱マルチでいくつもりです。

SPDはビンディングに遊びがあるので、慣れてくると物足りなく感じる方も多いようです。
ただし遊びがあることで脚の自由度が増すので膝を痛めにくいという説もあります。

最初からSPD-SLを選択される猛者もおられるようですが、以上の理由から私はSPD+マルチクリートをおすすめしたいです。

2.ペダルは両面キャッチがおすすめ

ビンディングペダルには
・片面だけがビンディング(軽量)
・両面がビンディング
・片面がビンディング、片面がフラット
の3種類があります。

ビンディングに慣れないうちは、ビンディングをはめるのに苦労します。
車道を走っていてはまらないと焦ります。
そのうえペダルの向きまで気にしないといけないとなると、なかなかハードルが高いと思います。

私は迷わず「両面がビンディング」を選びました。
勘でビンディングをはめることができて、両面キャッチのメリット満喫中です。

ゆるやかにビンディングに移行することや、普段着でもロードバイクに乗れる可能性を考えると片面フラットも捨てがたいですが、ペダルの向きを気にしなくていいというメリットは非常に大きいです。

慣れるまでは両面がビンディングのペダルをおすすめします。
私ももう少し慣れたら、より軽量な片面キャッチのペダルを試してみたいですね。

3.SPD-SL/SPD両対応シューズ に要注意

SPDのもう一つの利点が「歩きやすさ」です。
SPD-SLはクリートが出っ張った状態になりますが、SPDはクリートがソールに埋もれるので歩きやすいです。
スニーカーのように、とはいきませんが、それでも自転車を降りて躊躇なく歩くことができますし、スニーカー寄りのシューズを選べば街歩きもへっちゃらみたいです。

ただし「SPD-SL/SPD両対応」と謳われているシューズは、この「歩きやすさ」がスポイルされるようです。
SPD-SLに対応するため、クリートがむき出しになる構造だからです。
総じて価格が安く軽量なので、私もAmazonのレビューを読み込むまでは候補に入れていました。

せっかくSPDを選ぶのだから歩きやすさも享受したいですよね。

4.一応、重さも気にしつつ

SPDシューズはMTBやシクロクロス向けのシューズがほとんどで少し重いです。
何千回、何万回と回転させることになりますからシューズの重さもボディーブローのように効いてくるという記事もありましたので、私は見た目を優先しつつも、なるべく軽いシューズを探しました。
300g台前半ならいい線でしょうか。

5.シューレースタイプのシューズはお勧めしない

私は見た目重視でシューレースで締めるタイプのシューズを選びました。
しかし、紐の処理が面倒だったり、履くたびに締めないと緩くなってしまうので、ベルクロタイプがよかったなと感じています。

紐タイプは軽量にできることと、細かいフィット感を出せるメリットがあるため人気が復活しているようですが、そういう細かいところまで気にできる経験者向けかなと。
色々な事に気を取られる初心者は、見た目が許せる限り、扱いやすさを優先した方がいいと思います。

6.できればお店で試着したほうがいい

シューズを試着して買ったほうがいいのは当たり前ですが、田舎だと選択肢も限られてしまうし、歩くわけでもないから多少のサイズ感は大丈夫だろうとの考えで、私は、ネットで購入しました。
結果、少しゆるかったです。
歩いたり走ったりするシューズよりもダメージは少ないですが、やはり気になるので100均でインナーソールを買ってきて調整しましたが、かかとが緩いのは改善できず。

気になる人は凄く気になると思うので、試着はしたほうがいいですね。

まとめ

まとめると
・Shimano SPD
・クリートはマルチクリート
・ペダルは両面キャッチ
・シューズのタイプはベルクロ
・一応、シューズの重量も気にしてみる
・SPD-SL/SPD両対応シューズに注意
・試着はした方がいい
です。

Shimanoで揃えるなら下記でしょうか。(2021年1月時点)
ロード用の安くて軽量なSPDシューズってなかなかないですね。
グラベルバイクが流行ってるので需要ありそうだけど・・・

 

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