シナプスです。
久しぶりのリアルライド記事になります。
私の知る限り、大分市街地から自走で行けるサイクリングロードは4つあります。
・大分川サイクリングロード(走破済)
・大野川サイクリングロード(走破済)
・別大国道サイクリングロード
・佐賀関サイクリングロード
まだ走ってない「別大国道サイクリングロード」ですが、あまり行く気がしないんですよね。
・行くまでに交通量の多い道を避けられなさそう
・ゴール地点も別府市街地なので交通量が多くて居心地悪そう
・別大国道は車で何度も通ってるので景色知ってる
・サイクリングロード自体の距離も短かそう
逆にもう一つの「佐賀関サイクリングロード」は
・ちょっと遠いけど走りやすい40m道路でギリギリまで行けそう
・川沿いと違って完全には隔離されていないので難易度高そう
・海沿いの道が気持ちよさそう
・ゴール地点が田舎なので居心地良さそう
ということで、集大成というか、ここを走破したら一区切り的な存在でした。
3月の3連休。天気予報は快晴。
Zwiftで鍛えられた(はずの)ズイフットを試すべく、ついにチャレンジすることにしました。
ちょうど佐賀関と愛媛を結ぶ「九四フェリー」のターミナルが新しくなったので、それを見に行くことを目的に設定。
気合を入れて前日にバッチリ準備。
チェーンを軽く拭いてルブリカントも補充。
(室内トレーニングでも意外とチェーンって汚れるんですよね。部屋が埃っぽいのかな?)
タイヤの空気圧はちょい高めの6barに。
朝六時に起きる予定なので、そのまま倉庫に入れて、いつもかけない倉庫の鍵をかけました。
当日。
目覚ましより30分早く目が覚めました。
私は眠りが浅いのか、学生時代も目覚まし設定したコンポの電源が入る「カチッ」という音で目覚めて、慌てて音量を下げるタイプ。(からの二度寝するタイプ)
寝不足だと調子が出ないかも・・・と不安になって15分ほど布団の中にいましたが、眠れるはずもなく、そのまま起床。
思ったより外が暗くて「サングラスどうしよ・・・」と迷いつつ、着替えたりドリンクを作ったり、いまさらになってグーグルマップを見たりしていたら、だいぶ明るくなってきて6時半に出発しました。
40m道路が終わっても海沿いに道が続いていて、そこから更に裏道を通れば、かなりギリギリまで幹線道路を回避できました。
サイクリングロードへ続く国道197号線は交通量がおおく歩道や路側帯も狭いイメージがあるので、なるべく走りたくないです。
サイクリングロードといいつつ、民家の間を走ってるんですけど。
こんなところをロードバイクでぶっとばしたら危なくない?
住民の人はいい迷惑だろうなぁ。
と、いつも空気を読みがちな小心者なので、ゆっくりめに走ります。
途中で散歩している方とすれ違う時には「こんにちは」と挨拶。
後ろから抜くときには「通りまーす」と声をかけるのも忘れずに。
すると、おばあさまから「はーい、がんばってー」と暖かい声援をいただきました。
皆さん、慣れてらっしゃるのかな。
しばらく進むといったん197号線に出ます。
国道を横切って道の駅方面へ。
サイクリングロードは道の駅の下を通っているのですが、自転車キャンパーが撤収準備をしていました。
愛媛からフェリーの乗ってきたのかも。
すごいなぁ。
このまま海沿いに続きます。
とまた国道に出ちゃいました。
おかしいな・・・最後までサイクリングロードでいけるはずなのに。
ググってもわからないので、しかたなくそのまま走ります。
ただ、ここまで来ると車も少ないので問題なく走れました。
少し進むとまたサイクリングロードがありました。
ここから海沿いを走れるはずが・・・
しかたないので、車道を行きます。
イメージイラストだと、もっと立派に見えたけど。
誘導のおじさんが開口一番「乗船ですか?」と声をかけてきました。
やっぱりロードバイクで渡る人いるんですね。
「新しくなったターミナルを見に来ました」「まだ食堂は空いてないね。売店はやってるよ」「自転車どこにとめたらいいすか?」「自販機の横あたりに」
言われた通りの場所に行きましたが駐輪場はなく。
地球ロックできそうな場所もなく。
地球ロックなしも考えましたが、もしターミナルを見学中にフェリーがきて、ひょいっと愛媛に持っていかれたらどうしようもありません。
背に腹は代えられず・・・
99.9%の確率でベンチですよね。でもぉ~。他に地球ロックがぁ~。
すいません。
有名人だったら確実に炎上でしょう。
屋上に展望台があるとのことなので行ってみます。
ターミナルを後にして、意外と疲れてなかったので佐賀関の街に行ってみようかなーとグーグルマップをみたりしていたら、チェーンたすき掛けで空回しをしてしまいチェーン落ち。
もう何度も経験しているので軍手をはめて直していたら、散歩のおじさんが嬉しそう声をかけてきました。
「はずれたの?いい自転車もはずれると面倒だね~あはは」
そういうこと言いたくなる気持ち、わかりますよ。
別に腹も立ちません。
だって今の私は達成感に包まれていますから。
むしろ自分が他のローディと同じように「なんか知らんけど高そうな自転車に乗って遠くから来た人」に見られたのだと思うと、ちょっと嬉しくもありました。
あまり無理をして帰れなくなったら怖いので、引き返すことにしました。
復路につづきます。
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