シナプスです。
今年の梅雨は長いですね。
天気予報も雨マークばかり。
週間予報も全部雨、10日先まで雨マーク。
7月20日に鹿児島の奄美が梅雨明けしましたが、統計開始以来最も遅い梅雨明けだそうです。
そんな長い梅雨のなか、ある土曜日の午前中だけが晴れ予報に変わったのでサイクリングを決行してきました。
定時ダッシュをキメたものの、結局、寝不足
絶賛社畜中ですが、少し前に貴重なサイクリングの機会を仕事を理由に逃してしまい後悔がありました。
その日から「晴れの土曜日の前日(金曜日)は定時ダッシュ」というマイルールを設けました。
というわけで金曜日は仕事を放り出して定時ダッシュ!(まあ、放り出した仕事は日曜日に回収しましたけど(涙 )
サクッと準備して11時には寝るつもりでしたが、久しぶりだったので、あれがない、これがない、と探し物が発生。
さらに初めてのサイクルコンピュータを設定したり、カメラの固定に手間取ったりで結局、寝たのは午前1時でした。
前回のリベンジも兼ねて銭瓶峠から内成棚田に行ってみようかと思いましたが、大分川沿いを走ることになるので、まだ豪雨の影響が残っているかも、ということで佐賀関を走ることにしました。
目的としては
・海星館のヒルクライムを一人でやったらどうなるか
・海星館からの絶景を見る
・さらに灯台にも行けるらしい
という感じです。
目覚ましを6時にセットしましたが、5時半に目が覚めたので、そのまま準備して6時半くらいに出発しました。
いきなり意気消沈
この日は、あるアイテムを試す機会でもありました。
「めだたんぼー」というロードバイクの写真撮影用スタンドです。
クランクの穴に差し込んで使うのですが、透明のアクリルでできており、目立たないようになっています。
これだけだとすぐに倒れてしまうので、付属のマジックテープで後輪のブレーキレバーを固定すると、かなり安定します。
ただ、このマジックテープがかなり強力で扱いづらい。
なので自作のストッパーを使うことにしましたが、これが失敗でした。
サイクリングロードに到着し道の真ん中にSynapseをおいてストッパーでブレーキを固定。
めだたんぼーをセットしてカメラを構えた瞬間、Synapseがバタンと倒れました。
慌てて起こしましたが、ショックでやけになってしまい、ここまで来たら写真だけでも撮ってやる!と再チャレンジして再度バタン。
どうやら自作ストッパーの固定力が弱くて、ブレーキレバーが戻ってしまうようでした。
その結果・・・
写真では分かりにくいですが、結構曲がりました。
手で戻そうとしてもビクともしません。
ああ、これ、巻いたばかりのバーテープはがして根元をいじらないといけないんだろうなぁ・・・
ショックでしばらく呆然としましたが、せめてサイクリングを楽しんで帰ろうと気持ちを切り替えてリスタート。
変速は異常なしでホッとしました。
まがったブラケットを落ちた気持ちで握って走っていましたが、なんか、曲がった状態の方が握りやすい気が・・・
ちょうどハの字になる腕の角度とマッチして手首が楽に感じました。
海星館で人見知る
ちょっと道に迷って体力を消耗しつつ、いよいよ海星館ヒルクライムに到着。
途中までは順調でしたが、頂上付近に激坂が。
サイクルコンピュータの斜度は15%となっていました。
ここで心が折れそうになりましたが「前回登れてるのに」という意地を拠り所に、なんとか足を着かずに登りきることができました。
前回よりもきつかった・・・
海星館自体はまだ開園前でしたが、敷地に入ることができました。
ロードバイクを押しながらテクテクガリガリ進むと、この絶景。
もっと奥まで侵入したかったのですが、少し進むと管理人さんらしき人が花壇の手入れをされていました。
開園前なのに何者だ?と不審がられる気がして、とっさに引き返してしまいました。
こんなとき、しっかり挨拶して「景色を見ていいですか?初めて来たんですけど絶景ですねー。」なんて世間話の一つでもできるのが大人ってもんですよね。
入り口に「マスク着用」と看板が立っていたのに、マスクを持ってくるのを忘れたことや、ブラケットまがりショックで心が削られていたことが弱気にさせたのかもしれません。
海星館を後にしたのですが、駐車場に「Tree Deck」なる看板が。
駐車場の端っこに入り口がありました。
「NBU」は日本文理大学のことです。
この階段の先に大学生が作ったツリーデッキ。
きっと絶景が見れるに違いない。
バイクを置いて登ります。
何も見えませんでした・・・
おじさんの限りある脚力を返してくれ!
関崎灯台で絶景を独り占め
もう一つの目的地である「関崎灯台」
予定では海星館から遊歩道で行けるはずでしたが、少し坂を下りたところにも入り口があることは事前にリサーチしてました。
普通に山道。
地面も滑りそうだし道幅は狭いし下は崖だったのでバイクを押して歩きます。
途中から道幅が広くなったので束の間のトレイルライド。
Synapse SE 標準装備の30cのタイヤなら楽勝。
灯台の周りは塀で囲まれていましたが、ちょとした台が設置されていてそこから絶景を拝むことができました。
で、ふと、塀の外に目をやると・・・
そういえば灯台のそばにビューポイントがあるとネットにも書いてありました。
これは行くしかない!
通りたくねぇ~。
虫とか蛇とかクモとかいそう・・・
しかし意を決して、Synapseで草をかき分けながら突き進みました。
絶景を独り占め。
来た甲斐がありました。
黒が浜沿いを走っていると山側に階段を発見。
登ると絶景が見れそうです。
頂上は立ち入り禁止でしたが、階段の途中から夫婦岩的な岩が綺麗に見えました。
ねぎたっぷりの「クロメたこ焼き」を食べて帰りました。
ロードバイクで坂は楽になるのか
今回のライドは今までで一番疲れました。
恒例にしているポストマンズヒルを登る気にはなれず。
ふと、いつも通勤用自転車で登る通勤坂をSynapseで登ったら楽になるのか試してみたくなりました。
疲れ果てた状態とはいえ、ロードバイクならスイスイ登れるのかどうか。
社畜な一日を終えた通勤用マーホリ VS 60kmライド後のヘロヘロSynapse
勝敗は・・・
やはり自転車の速さはエンジンであるライダーで決まりますね。
疲れ果てた状態で登る通勤坂は、いつも以上にきつかったです。
熱中症になりました。
帰り着いた時にはヘロヘロで、バイクを家に持って上がる気力はなく。
倉庫にぶち込んでシャワーを浴びてグッタリでした。
少し頭痛もするし・・・これは熱中症ですね。
アームカバーと首にはマジクールをまいてボトルも2本飲み切ったのに。
寝不足だったこともあると思いますが、相変わらず私は暑さに弱いです。
こんなことでは夏ライドは厳しい。
海より山の方がいくらか涼しいかもしれませんね。
でも晴れの佐賀関、海沿いライドは最高ですね。
次回はヒルクライムせずに、海沿いを臼杵方面へ行くのもいいかも。